シンスプリントの超音波
こんにちは福岡県の筑紫野市二日市に杏鍼灸整骨院の陣内です。
今回は『シンスプリントの超音波』についてご紹介していきたいと思います。
シンスプリントはスポーツ障害では多いオーバーユース障害です。
説明とテーピングはこちらで説明していますのでよかったらどうぞ
超音波療法
超音波療法は機械的振動を照射させ、超音波の振動によって血流の改善・増大、疼痛の緩和、 組織の伸展性の向上に効果が期待できます。
1MHzから3MHzの振動(1秒間に100万回(1MHz)/300万回(3MHz))を当てる事により深さを変えることができます。
シンスプリントはすねの内側が痛むことが多いスポーツ障害で患部に超音波を照射することが多いです。
しかし、それだけでは痛みの改善が少ない事も多いと思います。
炎症など問題が患部で起きていることは間違いないので患部の照射は必要なのですが、シンスプリントの原因になっている筋肉などにもアプローチをしないといけません。
《後脛骨筋の超音波》
後脛骨筋は骨間膜に付着し腓腹筋に覆われているため当てにくい筋です
そのため腓腹筋側から骨間膜を狙って当てる事も多いですまっすぐ当たると前脛骨筋部にある手に温熱を感じます
温熱による滑走性を上げるために他動的に足関節の運動と一緒に当てる事も多いです#物療好き pic.twitter.com/BwKUMFbX7y
— 妹川 和志 (@kazuyuki_imo) May 14, 2021
これは当院の妹川が施術しているのですが、ふくらはぎの深層にある後脛骨筋という筋肉に対して超音波を照射させています。
後脛骨筋はシンスプリントの原因になりやすい筋肉だともいわれアプローチが必要です。手技療法ではこの部位に施術することは難しく超音波ならではの施術になります。
このように杏鍼灸整骨院では症状の一つ一つにしっかり原因に対してもアプローチを行っています。
スポーツ障害などでお困りの際はご気軽にご相談ください。
痛みに対して諦めずにスポーツが出来るように頑張りましょう!
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