こんにちは！福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。
今回は本当に多い頭痛に対しての鍼治療です。
鍼治療の頭痛に対する施術の効果は少しずつ科学的にも解明されてきています。
それらの事もあり日本の頭痛の診療のガイドライン（わかりやすくいうと基本的な頭痛の治療方針）の中で非薬物療法の中で選択肢の中で「推奨する」という記載がされています。
これは効果を絶対的に肯定している訳ではないのですが頭痛における症状の改善法の中で鍼灸治療が寄与できるという事だと考えています。
杏鍼灸整骨院でも頭痛の患者様は多く来院されています。
ですので鍼灸ってこういう事もするんですよって意味を込めてご紹介していきたいと思います。
ちなみに
先ほどご紹介した頭痛のガイドライン作成などにも尽力された茨木県立医療大学の石山すみれ助教が研究代表者になって行っているプロジェクトで医師が行う頭痛診療と鍼灸師が行っている鍼灸を繋ぐ事をされています。
その中で福岡会場の鍼灸師の講師を今のところ私がする事になっています。
医師の方も鍼灸ってどうなんだろうって思っている方も多いと思います。
しっかり日本の頭痛診療に鍼灸の良さを広めていきたいなっていう風に思っています。
このようなプロジェクトに参加できるのは光栄ですし頑張っていきたいなと思っております。
頭痛で鍼灸施術を受ける前に
このブログを見ていただいている方の中にも「頭痛に鍼灸が効くなら受けてみようかなぁ～」って方もいらっしゃるかと思います。
ただその前に知ってほしい事があります。
頭痛には鍼灸を受けていいものと受けたらいけないものがあります。
厳密にいうと受けたらいけないものというよりもまずは専門機関で受診が必要なものです。
例をあげると
- 人生で経験したことのない最もひどい頭痛
- 痛みが出た日時がはっきりしている頭痛
- 痺れや脱力感を伴う頭痛
- 時間と共に頻度、強さが増す頭痛
- 癌などの病気を持っている方の頭痛
- 首が前に倒れないなどの症状がある頭痛
- トイレでいきんだ時にひどくなる頭痛
これらの症状がある場合は病気が隠れている場合もあるので鍼灸院に受診をする前に医療機関に受診するようにしましょう。
杏鍼灸整骨院の頭痛の鍼灸施術
実際に鍼をしているところの動画になります。
狙って刺鍼をしているのは「後頭下筋群」という部分に鍼をしています。
後頭下筋群は頭を支えている筋肉で頭痛に関係しているといわれています。
さらにいうと後頭下筋群は眼球運動にも関係しており現代人の必須なアイテムのスマホやPCなどを使っている時には酷使する筋肉になります。
この後頭下筋群に何かしらの問題が起こると頭痛が起きやすくなるといわれています。
後頭下筋群は頸部の中でも深い所にある部分で効果的にアプローチをする手段の一つで鍼治療は優秀だと考えられます。
鍼は怖そうに見えますが細い鍼を使用していますので初めてされた方のほとんどの感想が「思ったより全然痛くない」といわれる事が多いです。
動画は鍼に電気を流すようなやり方をしていますが電気も痛みがある程度の強さにはしませんのでご安心ください。
まとめ
今回は頭痛におすすめの後頭下筋群に対する鍼治療をご紹介しました。
冒頭でもご紹介したように頭痛の方にとって鍼灸は痛みを改善させるためには効果的な一つの手法だと思います。
科学的にもどんどん効果がわかってきています。
経済的な研究でも頭痛が起こる事で経済活動が低下するといわれています。それほど頭痛は生活の質の低下を招くとも考えられます。
なにかございましたらご気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
- 柔道整復師、鍼灸師
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院長 柔道整復師 鍼灸師
福岡医健専門学校卒業
株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。
陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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