簡単に巻ける!シンスプリントのキネシオテーピング、セルフチェック付き

シンスプリントのテーピング3
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こんにちは!筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。

 

今回ご紹介する動画は『簡単に巻ける!シンスプリントのキネシオテーピング』です。

 

現役スポーツトレーナーが教える簡単動画ですので最後までご覧になられてください。

 

静止画でもご紹介しておりますので参考にしてください。

シンスプリントにテーピングって効くの!?

シンスプリントのテーピングってどうするの?

っていう方はぜひ最後まで宜しくお願いします。

 

目次

シンスプリントって!?

シンスプリントはすねの内側(脛骨の内側面)に痛み、腫れが出るスポーツ障害です。ちょうど上の図の丸く囲っている部分に痛みが出る事が多いです。脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえんMedial tibial stress syndrome)ともいわれることがあります。

 

原因は

  • オーバーユース(使いすぎ)、オーバーワークなどの練習過多
  • 偏平足
  • オーバープロネーション(過回内足)
  • 靴があっていない
  • 体重が多い
  • 固い地面での練習、下り坂での練習
  • フォーム(技術的)な問題

などがあります。

オーバープロネーションって

オーバープロネーションは上の写真の右足のような状態です。踵が内側に倒れている状態です。この状態はシンスプリントをはじめ様々な足のスポーツ障害の原因となることがあります。

 

ご家族やチームメイトで確認し合うのもいいかもしれませんね!

シンスプリントの分類

シンスプリントは以下のように分類されます。

Waish分類

grade Ⅰ・・・運動後にのみ疼痛(痛み)がある。
grade Ⅱ・・・運動前後に疼痛があるがスポーツ活動に支障はない。
grade Ⅲ・・・運動前中後に疼痛がありスポーツ活動に支障をきたす。
grade Ⅳ・・・疼痛が強くスポーツ活動は不可能

GradeⅢ以上になると運動を休止する必要があります。

重症になると疲労骨折になる可能性があります。

 

シンスプリントの簡単セルフチェック

簡単に出来るセルチェック法をご紹介していきます。

確定診断ではないので目安として理解してください。

 

痛みがあるところ、圧痛ポイントをみてみよう

上の図はすねを内側から見た図ですがシンスプリントの痛みが出やすい所に3本のラインがわかるでしょうか?

黄色、赤、黒のラインです。

 

圧痛が黄色、赤、黒の順番で重症度が上がる可能性があると思ってください。

 

黄色=黄色の圧痛が出るところは骨との境目の部分です。指で押す時に指が半分骨に、半分が筋肉にかかるように押せるラインです。

赤=黄色より骨寄りでほぼ骨上を押す感じです

黒=完全に骨上に痛みがある場合です。

黒のラインに痛みがある場合は、専門機関の受診をお勧めします。

 

ホップテスト(ケンケンテスト)

片足ケンケン(今の子たちはけんけんでわかりますでしょうか!?)をして次のように判断します。

10回ジャンプをして

痛みなくジャンプできるのが・・・・・・・・・Grade 0

痛みはあるが10回跳べるのが・・・Grade 1

痛みで数回しか跳べないのが・・・Grade 2

痛みでまったく跳べないのが・・・Grade 3

Grade2以上はまず専門機関の受診をお勧めします。

 

杏鍼灸整骨院では、Waish分類、押して痛い所、ホップテスト、その他の検査を行い必要であれば整形外科院などの機関に検査依頼などもお願いしておりますのでご気軽にご相談ください。

シンスプリントのテーピングで準備する物

5cm幅のキネシオテーピングを使います。

動画で実際使っているテーピングはこちらになります。

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ふくらはぎの長さぐらいに切ったテープを2本用意しましょう。

 

テーピングを巻く前に汗などを拭いておくと剥がれにくくなりますので、汗や汚れは拭きとりましょう。

 

オススメのテーピングをまとめた記事はこちらになります。

 

シンスプリントのテーピングの巻き方

実際巻いている動画はこちらになります。

 

巻き方動画編

巻き方静止画編

静止画の説明はここからになります。

 

足の裏からすねの内側に沿ってテーピングを巻いていきます。半分が骨、半分が筋肉にかかるようにテーピングを巻くといいと思います。

 

踵の外側から始め足の舟状骨結節(写真のしるしあたり)といって内側縦アーチの一番高い骨のぽこっとしたところを持ち上げるように引っ張ります。

そのままのテンション(張力)を張ったまま一番痛みがあるところを通過するように、下腿部をらせん状に巻きます。

 

以上で完成になります。

まとめ

シンスプリントはしっかり治療をしなかったら疲労骨折になることがありますので甘くみないでくださいね!

原因の一つにオーバーユース(使いすぎ)があります。適度な休養もとても大切なことですよ。

痛みがある場合は無理をせず必ず専門機関に受診するようにしてくださいね。

最後までご覧になりありがとうございました!

 

杏鍼灸整骨院ではセルフケアやテーピング法など実際にご指導いたしますので、何かございましたらご気軽にご相談ください。

投稿者プロフィール

陣内由彦
陣内由彦柔道整復師、鍼灸師
院長  柔道整復師  鍼灸師

福岡医健専門学校卒業

株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。

陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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