こんにちは!福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。
今回は陸上やバスケットボール、サッカーなどランニングをよくするスポーツで多く罹患するシンスプリントの施術についてご紹介していきます。
シンスプリントはつらいですよね・・・
痛みが長期化してしまっている中学生や高校生を見ると何とも言えない気持ちになります。
今回は杏鍼灸整骨院で行っているシンスプリントの施術例紹介します。シンスプリントの方ぜひご覧ください ‼
シンスプリントを早く治すために必要な3原則
ネットで検索して当院のブログのこの記事にたどり着いた方のほとんどはシンスプリントでお困りの方だと思います。ですのでまず治すために必要な事をご紹介します。
早く治すのに必要な条件は『休養』、 『食事』、『睡眠』になります。
え?当たり前じゃないか。って思われる方もおられるかもしれませんがこれが出来ていない方が非常に多いです。
シンスプリントのための休養
まず最初にあげた休養ですが、シンスプリントはオーバーユース(overuse)症候群ともいわれ、いわゆる使いすぎ症候群ともいわれます。
ですので大事なのは休養を取るという事です。もちろん運動をしながら治した、治したいという方もいるかもしれませんが後でご紹介するシンスプリントのグレードによっては運動停止をした方が早く治るケースもあります。
ただやはりオーバーユースは休養が大事だと思います。休養といっても患部に負担の掛からない練習などはオッケーです。
出来る範囲でダラダラするよりランニングなどをスパッとやめて患部に負担の掛からない練習に切り替えた方が治るのは早くなります。
休養といっても完全休養ではなく患部に負担の掛からない練習に切り替える
シンスプリントのための食事
ではシンスプリントにいい食事とはどのようなものでしょうか?
よく聞くのが○○にはこれを食べてください‼
って聞くかもしれませんが実際問題で栄養はこれだけを食べたらOKみたいな万能な食品はないと思います。
もちろん私は栄養が専門ではないので断定は良くないと思いますが、万能の食品、食物はないと思っています。
ではどのような事が大事かというとバランスがとれた食事です。
これもまた当たり前の話に聞こえるかもしれませんが出来ていない事も非常に多く感じます。
好き嫌いというよりも間違った食トレなどで炭水化物ばかり食べてしまっているケースや怪我で練習量が落ちているから減量のために食事量を落としている事なんかもあります。
食事のとり過ぎは確かに良くないですが栄養の偏りや栄養不足は怪我からの回復にはマイナスになってしまいます。
バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
大事な事はバランスのとれた食事
シンスプリントのための睡眠
最後は睡眠です。睡眠を取る事の大事だという事は最近は大谷翔平選手の報道などでよく言われるようになりましたね。
実際睡眠は大事だと思います。体が回復している時間は睡眠時間が主になるのでその睡眠時間が少なくなってしまうと単純に体の回復が遅くなる事が考えられます。これはシンスプリントだけではなく他のスポーツ障害などでも同様です。
さらに睡眠の質も大事な事になります。
最近はパソコンやスマホが普及し夜遅くまで扱っている人も多くなりました。
シンスプリントになる事が多い中高生もほとんどの人が持っていると思います。
スマホなどを扱うなまでは言いませんが睡眠の質を向上させるためには使い方を考えなければいけません。
人間の日内リズム(体内リズム)をコントロールしているのは脳の松果体という部分になるのですがその松果体は目に入ってくる光の量によって日内リズムを整えているといわれています。
松果体は目に光が入ると受容器が感覚を受け取り反応をしてしまいます。
その為睡眠の前にスマホなどを扱うのは睡眠の質を下げてしまいます。
※ここはザックリとした説明です。
ですので睡眠の質を上げるためには眠る前の行動が大事だと考えられます。
早く治すためには睡眠が大事!更に睡眠の質を高めましょう♫
シンスプリントのグレード
Waish分類
grade Ⅰ・・・運動後にのみ疼痛(痛み)がある。
grade Ⅱ・・・運動前後に疼痛があるがスポーツ活動に支障はない。
grade Ⅲ・・・運動前中後に疼痛がありスポーツ活動に支障をきたす。
grade Ⅳ・・・疼痛が強くスポーツ活動は不可能
gradeⅢ以上になると運動を休止する必要があります。先程書いた運動をしながら治すという選択肢は基本はgradeⅠレベルだと考えていたほうが無難です。
シンスプリントは進行すると疲労骨折につながることもありますので簡単に考えるのは危険です。
杏鍼灸整骨院のシンスプリントの施術実例
当院では様々な手技療法や鍼灸、物理療法などを組み合わえて施術を行っていきます。
シンスプリントの微弱電流とLIPUS
LIPUSは骨折専用の超音波治療器で有名かもしれませんが軟部組織の回復も早くなることがわかってきています。
シンスプリントの患部に対してLIPUSを照射し、患部周囲に微弱電流を通電することで回復を早めるように促していきます。
LIPUSも微弱電流も刺激がないので痛みが強く患部を触られるのが怖いという方にも安心な施術法になります。
シンスプリントのIM-2000を用いた微弱電流療法
この動画はIM-2000という少し特殊な微弱電流機器を用いた施術になります。
IM-2000は「電気抵抗値」というものを測定しながら通電していく機器です。
炎症部位や損傷部位は電気抵抗値が高くなるといわれ測定していくことで施術ポイントがわかるものになります。
さらに通電を続けていくことによって電気抵抗値が改善され患部の内部環境が変化すると回復が早くなると言われています。
シンスプリントには非常に効果的になります。
シンスプリントの微弱電流と運動療法
シンスプリントになる方の多くはうまく足部をコントロールする筋肉(足の裏やふくらはぎの筋肉)が使えていないことが多く復帰の際にはきちんと使える様になることが大事です。
痛みがなくなった
↓
練習を開始した
↓
練習強度を徐々に上げる
↓
再負傷
になってしまうとまたつらい思いをしないといけません。
ですので怪我を繰り返さない身体づくりが大事なことになります。
まとめ
今回は杏鍼灸整骨院で行っているシンスプリントの施術を中心に当院でお伝えしていることの一部をご紹介させて頂きました。
スポーツ障害は長期化してしまうと厄介になってしまうものも多く大事なのは早期の対処です。
さらに日常生活に少し気をつけることで回復が早まることも多いです。参考にしてみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございます。
何かございましたらご気軽にご相談ください。
杏鍼灸整骨院の陣内由彦でした。
投稿者プロフィール
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院長 柔道整復師 鍼灸師
福岡医健専門学校卒業
株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。
陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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