夏場の冷え性

夏場の冷え性のツボ
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こんにちは杏鍼灸整骨院の今任です。

 

今回のテーマは夏場の冷え性についてお話ししたいと思います。

 

夏は蒸し暑くて過ごしにくい日が続きます。

そんな日は冷房の効いた部屋でのんびり過ごしたり汗で濡れた服のままで涼んだりしてませんか?

冷たい飲み物ビールなど多く飲んだり食後のデザートでアイスを食べたりしませんか?

 

暑い所から冷えた部屋に入ったりを繰り返す事で血管収縮を起こし手足の末端が冷たくなったり冷たい飲み物を飲む事でお腹が冷えてしまいます。

外は暑いはずなのに手足の先だけ冷たかったり足がむくんだり足や全身がだるくなったりしませんか?

このように冷えやむくみだるさなどで悩んでいるあなたは冷え性なのかもしれません。

 

目次

冷え性とはなに?

冷え性にもいくつものタイプがあり、主には四肢末端型・下半身型・内蔵型・全身型の4つに分けられます。

これらの4つのタイプの他に混合型ほてり型もあります。

 

タイプで原因や症状が変わってくる為、自分の冷え性のタイプを知り対策を考えて行きましょう。

四肢末端型

10代から20代の女性

中でも痩せ型や過度なダイエットを行っている女性に多く手足の末端が冷え同時に肩こりや頭痛を感じやすい特徴があります。

(原因)

過度なダイエットで食事量が不足し体を温めるエネルギーも不足する為、手足の末端まで血流が行き渡らなくなります。

普段あまり汗をかかない人もなります。

下半身型

30代以降の男女によく診られ手は温かいが足は冷たい

上半身に汗をかきやすく寒い場所ではふくらはぎや足先が冷えやすい特徴があります。

(原因)

デスクワークなど長時間座った状態の人。

運動不足によって下半身の筋肉が衰えている人。

座っていると臀部をはじめ下半身の筋肉が緊張します。

その結果足の血の巡りが滞ってしまい冷えを引き起こします。

内蔵型

30代以降の女性でぽっちゃり体型の方や

食欲旺盛な方もこのタイプの冷え性になります。

手足や体の表面は温かいけれどお腹が冷えやすく厚着をしていても体の冷えを感じ、寒い場所では下腹部や太もも・二の腕が冷えやすい特徴があります。

(原因)

過去に腹部の手術をして血流が悪くなっている。

ストレスで自律神経が乱れている。

体を冷やす飲食物を摂取しがちである。

全身型

若者や高齢者に多く診られ1年中冷えを感じ常に体温が低く慢性的なだるさなどもこのタイプの冷え性となります。

 

(原因)

不摂生や食事量の不足などによる基礎代謝の低下。

体質や服用薬の影響します。

 

混合型

4つのタイプに加えて四肢末端型と下半身の両方が冷える混合型の冷え性もあります。

 

 

ほてり型

下半身型・内蔵型に全身(上半身)に汗をかきやすい症状があるように冷え性によってほてりを起こされてる事もあります。

四肢末端型・内蔵型の症状が進行したタイプの冷え性であるともいわれてます。

冷え性に共通しての改善方法

 

全ての冷え性の共通点としてストレス・運動不足・食事が原因だとされています。

 

ウォーキング

 

血流改善・基礎体温アップ1日30分週4日から5日の頻度を目安に継続する事。

 

全身入浴

 

冷え性の方は長時間の入浴も半身浴も良くありません。

発汗によってかえって体が冷えてしまうからです。

寒い時季(冷房で身体が冷えた時)は、髪や体を洗う前に41℃~42℃のお湯に首まで5分、次に胸あたりまで5分つかりましょう。

そして髪や体を洗って、再度1~2分ほど入浴して体を温めて浴室を出ます。

そうする事で体を温める事ができます。

夏場は37~39℃程度のぬるめのお湯にゆったりつかりましょう。

※注意 長くても20分程度でお願いします。

食事

まず冷えやすい体の根本的な原因は鉄分不足です。

レバー・緑黄色野菜・プルーンなど食べて、鉄分一日10mgを目標に頑張って行きましょう。

 

体を温める食べ物

《冬が旬・寒冷地で育つ・暖色系水分が少ない・発酵食品》

にんじん・かぼちゃ・玉ねぎ・れんこん・ごぼう・じゃがいも、自然薯・玄米・鮭・納豆・キムチなど

 

 

タイプ別改善方法

 

四肢末端型

食事量不足が原因食事から栄養を摂り熱を生む体にしていく事。

過度のダイエットは控えましょう。

下半身型

座り仕事で殿部の筋肉が緊張している為臀部の筋肉(梨状筋)をストレッチして緊張をほぐす事で血流改善しましょう。

内蔵型

食べ過ぎる事発汗しかえって体を冷やします。

※食べすぎ注意

過度な厚着は汗をかく原因に体を冷やすリスクがあります。

※厚着をしすぎない

お白湯を飲んで内臓を温め血流改善をします。沸騰させたお湯を1リットルほどを40~50℃ぐらい冷まし1日に何回かに分けて飲みましょう。

全身型

体の内外どちらも冷えている状態です。

不摂生を正し食事を増やし、しっかりと熱を生む体にする事が大切です。

適度な運動や十分な睡眠を取る事で不規則な生活を改善しましょう。

 

ほてり型

ストレス・不規則な生活自律神経の乱れが、原因であることからリラックス効果のある方法

アロマなど自分の好きな香りや炭酸ガス入りの入浴剤などを使い心を落ち着かせましょう。

 

足つぼ・フットケアでの改善方法

 

最初に左足の裏にある心臓の反射区で全身の血流を良くして、次に右足の肝臓の反射区で体内の毒素を分解します。

足裏の中央にある腎臓の反射区で老廃物を排出し、腹腔神経叢の反射区で消化器系の臓器に働きかけます。

最後に両足の内くるぶしとアキレス腱の間にある太谿というつぼで新陳代謝を良くして指先と踵の反射区でストレスを緩和します。

 

※すべて心地良いぐらいの刺激で押圧して指先はつまみあげる感じで刺激します。

まとめ

どのタイプの冷え性も共通点があり、大きくはストレス・運動不足・食事の3つに分けられると思います。

自分がどのタイプの冷えなのか、症状・原因を把握してそれに合った改善策をとってください。

日々の生活習慣に目を向けて冷えの原因を改善する事、冷えの症状が軽減して行くと思います。

 

何かわからない事がございましたらご気軽にお問い合わせてください

 

 

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投稿者プロフィール

今任 謙二
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