ハムストリングスの肉離れのストレッチポールを使ったアスリハ
こんにちは!福岡県の筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。
当院で行っているアスリハ(アスリートリハビリ)の一部をご紹介して行きたいと思います。
今回ご紹介するのは『ハムストリングスの肉離れのストレッチポールを使ったアスリハ』の電気療法です。
以前ご紹介したのは電気治療を使ったアスリハをご紹介しました。
その記事はこちらからになります。
ハムストリングの肉離れはスプリント系の競技では多発して起こるスポーツ障害です。
さらにハムストリングの肉離れは再発もしやすいためリハビリが非常に重要になります。
回復期の初期は軽めの負荷になりますが今回のは復帰手前の負荷高めになります。
Contents
実際の行っている風景
当院のスタッフ妹川の投稿です。
(当院は積極的に情報発信を行っています。鍼の事は陣内、物理療法の事は妹川、足つぼはこちらクリックをしたらリンク先に跳びます)
《ハムストリングのトレーニング》
肉離れ後のトレーニングで行っています
遠心性収縮を意識させて行っていますが、求心性収縮も行います
伸展時にハムストリングに意識しゆっくり行い、屈曲時は腰が落ちないよう意識します
肉離れ後の介入なのでうまく出来てないのが見て取れます pic.twitter.com/zdUwyiKyiR
— 妹川 和志 (@kazuyuki_imo) October 21, 2021
ポールを使って腰を浮かした状態で膝、股関節の曲げ伸ばしを行うのやり方になります。
これをすることによってハムストリングに求心性の収縮と遠心性の収縮を両方行う事が出来ます。
運動をし始めた時はスムーズな運動ができる事が少なくご紹介している動画のようにカクカク動くようないびつな動きになります。
『痛みが無くなったので運動を再開したらまた痛みがでて再発した。』
というのはおそらくこのような状態で復帰した結果だと思います。
痛みは取れたけどうまく体を使える状態まで戻して競技復帰をしなければ再発をしてしまうのがハムストリングの肉離れだと思っています。
昔はなるべく安静にと言われていましたが、早く復帰していくためには
【早い】段階で【適切な】負荷を【必要な分】だけ【正しく】行うことが重要といわれています。
まとめ
ハムストリングの肉離れの復帰を決める時に痛みだけで判断してしまうと再発のリスクは非常に高くなります。
ですのでしっかりリハビリを行い復帰をしていく事がとても重要な事だと当院では考えています。
当院では残念ながら怪我をしてしまった時ご不安であれば、専門医とも連携し復帰のための最善が選べれるようにしております。
何かございましたらご気軽にご相談ください。
杏鍼灸整骨院は頑張るアスリートを最後まで一緒に戦います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
参考文献
投稿者プロフィール
- 柔道整復師、鍼灸師
-
院長 柔道整復師 鍼灸師
福岡医健専門学校卒業
株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。
陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
最新の投稿
施術2023.07.29腰痛は胸椎、股関節の動きが大事‼
お知らせ2023.06.30おしらせ
鍼灸治療2023.06.23長距離選手に多い膝の前面(膝蓋大腿関節)の痛みに対しての鍼治療
鍼灸治療2023.06.07産後から続く頭痛(筋緊張型頭痛)への鍼治療