こんにちは!福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。
今回は当院で行っている電気刺激療法を使った『足首の捻挫(回復期)の電気刺激を用いた施術例』をご紹介していきたいと思います
。
足首の捻挫は外傷の中で最も起こりやすくスポーツをしているアスリートから、年配の方まで幅広い層で起こります。
しかもしっかり治さないと変形性足関節症や離断性骨軟骨炎などの厄介な足首の障害につながる事もあります。
回復期のリハビリの中に電気療法を行うと早く回復、復帰などができることも多いです。
足首の捻挫
足首の捻挫は重症度でわけられます。
1度から3度で分けられ3度になると完全断裂になります。
簡単にわけると
1度・・・いわゆる靭帯が伸びたといわれる状態です。腫れと痛みが主体になります。
2度・・・部分断裂をしている状態です
3度・・・完全断裂で関節の動揺性が著しくでます。
度合いによって施術の内容が大きく変わりますのでしっかりとした鑑別が重要になります。
杏鍼灸整骨院では捻挫をして骨折が疑われる場合は専門医の受診を勧めておりますので按針してご来院ください。
実際の施術風景
当院のスタッフ妹川の投稿です。
(当院は積極的に情報発信を行っています。鍼の事は陣内、物理療法の事は妹川、足つぼはこちらクリックをしたらリンク先に跳びます)
《足関節捻挫後の運動》
足関節内反捻挫の運動介入として行っています
腓骨筋の筋収縮・筋出力の低下がみられるためカーフレイズと同時に腓骨筋にEMSを行い促通を狙っています
アンバランスで行う事で深部感覚の促通と筋への負荷の増加も目的としてます#物療好き #足関節捻挫#EMS pic.twitter.com/xq51AYGvW5
— 妹川 和志 (@kazuyuki_imo) August 15, 2021
足首の捻挫の回復度合いによりますが、不安定な状況をわざと作り出してリハビリを行うのも重要になってきます。
体の中にある固有受容器というセンサーが怪我をするとうまく働かなくなり安定性が低くなることがあります。
これの機能を向上させるためにわざと不安定な状況を出して運動をしてもらいます。
カーフレイズといってふくらはぎのトレーニングを行い、腓骨筋と言って足首の外側の安定性に関与する筋肉に電気刺激を与えています。
これはNMES(神経筋電気刺激) neuromuscular electrical stimulationといったやり方になっています。
上手く使うことによって復帰がぐっと早くなりますよ。
参考文献
このように物理療法をうまく入れることによって再発を防いでくれる効果があります。
杏鍼灸整骨院では苦しむアスリートと最後まで戦っております。
ご不安な方はご気軽にご相談下さい!
投稿者プロフィール

- 柔道整復師、鍼灸師
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院長 柔道整復師 鍼灸師
福岡医健専門学校卒業
株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。
陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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