外脛骨障害のテーピング方法の紹介|有痛性外脛骨とは|筑紫野市二日市

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こんにちは!!

福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の妹川(いもかわ)です。

今回は【外脛骨障害のテーピング方法の紹介|有痛性外脛骨とは】に関して紹介していきます。

足首の内側の痛みを感じている人は多いと思います。

またそこが少し『ポコッ』と膨らんでいて飛び出しているような感じを『何これ??』と疑問に思った事がある人もいると思います。

それは有痛性外脛骨かもしれません。

って言われても『外脛骨って何??』と思っている人がほとんどだと思います。

そこで今回はテーピング方法に合わせて外脛骨に関しても少し説明していきましょう。

先にテーピングの貼り方を知りたい方はYouTubeにアップしていますので確認してみてください。

今回の記事と動画とを合わせると見ていただくとより理解が深くなると思います。

目次

外脛骨(余剰骨)とは何なのか??

運動をしている方で病院に行ったら『あ~外脛骨だね』って言われた人もいると思いますし、その時に『外脛骨って何??』って思った人がほとんどだと思います。

そこでまずは外脛骨に関して少し知っていきましょう。

まずは外脛骨とは何なのかに関して知っていきましょう。

《外脛骨とは》

外脛骨とは余剰骨の事をいう
では余剰骨とは本来なくても良い骨の事をいい、外脛骨の場合は舟状骨の余剰骨となる
外脛骨は約10%~20%の人が持っている
これが痛みを発する場合に❝有痛性外脛骨❞となる

簡単にいうと外脛骨は❝持っている人にはあるし、持ってない人にはない骨❞という事になります。

また持っている人の中でも❝痛みを出さない人もいれば、痛みを出す人もいる❞というのが外脛骨です。

そして外脛骨は決まった場所にあり、必ず舟状骨の内側にあります。

画像の赤丸ポイントが痛かったり左右比べて『ポコッ』と盛り上がってコブのようになっている場合は外脛骨の可能性が高くなってきます。

しかし問題は同じ外脛骨でも❝ここが痛い人もいれば痛くない人もいる❞という事です。

では次は、ここの違いはどのような所にあるのかに関して説明していきましょう。

有痛性外脛骨の起きる理由

同じ外脛骨でも痛みが出る人と出ない人がいますが、ここの違いは何でしょうか??

大きな理由としては後脛骨筋の緊張です。

後脛骨筋という筋肉があるのですが、この筋はふくらはぎから下方に向かい内くるぶしの後方を通って足関節の内側から足底の方に向かって走行していきます。

そして後脛骨筋は足関節の内側を通る時に舟状骨の内側部に一部付着しながら足底に向かって行きます。

そのため後脛骨筋の緊張が強くなる事で舟状骨の内側を引っ張る力が加わっていきます。

しかしここに外脛骨が存在している場合は、後脛骨筋は外脛骨に付着していきます。

後脛骨筋の緊張が強くなっていく事で外脛骨を引っ張る力が負荷になり外脛骨に炎症を起こしやすくなってしまいます。

このように外脛骨は後脛骨筋との関係が深く、後脛骨筋の緊張によって外脛骨への影響を起こしやすくなります。

もう一つ大きな理由は外脛骨の形です。

外脛骨はいくつかの種類がありどのような形で外脛骨が存在しているかによって、痛みの出やすさが違ってきます。

外脛骨の種類は以下の通りです。

《外脛骨の種類》

〇タイプⅠ
舟状骨と外脛骨が完全に離開していて後脛骨筋の中に種子骨として存在している
〇タイプⅡ
舟状骨と外脛骨が軟骨により一部や緩く結合している
〇タイプⅢ
舟状骨と外脛骨が完全に骨癒合している

単に外脛骨といっても実際にはこのような形で存在しています。

この中で❝有痛性外脛骨❞に一番移行しやすいのがタイプⅡです。

タイプⅡは結合が緩く不安定なため、負荷による炎症になりやすいです。

この他にも、回内足や扁平足による後脛骨筋の過負荷や足関節捻挫による急激な強い負荷、過度の練習による負荷や合わない靴による負荷なども外脛骨に痛みを出す要因になります。

このように外脛骨といっても痛みが出る人がいれば痛みが出ない人もいる理由は様々で、一つではありません。

色々な要素が絡まって外脛骨に痛みが出るようになり、有痛性外脛骨となっていきます。

外脛骨障害|有痛性外脛骨のテーピング

有痛性外脛骨になった時にはサポートをした方が、外脛骨部分に掛かる負荷を少しでも減らす事が出来ます。

その方法の一つがテーピングです。

テーピングは貼り方でサポートも固定も応急処置も出来るのでとても便利な方法だと思っています。

《用意するテーピング》
キネシオテープとエラスチコンテープを使用する
※エラスチコンテープが無い場合はキネシオテープで代用

〇キネシオテープ(5㎝幅)
長さ30㎝を1本
長さ40㎝を1本
〇エラスチコンテープ(5㎝幅)

テープの長さや太さはあくまでも目安なので貼る人の体格に合わせて変更をしてください。

エラスチコンテープは硬く伸びにくいが伸縮性のあるテープです。

持ち合わせていない場合があると思いますので、お持ちでない場合はキネシオテープで代用をしていいですが、サポート力や固定力が少し落ちてしまいます。

そのため少しずらして二重に貼ったり強めに引っ張ったりなど少し工夫をするとしっかりとサポートが出来るようになります。

《外脛骨をサポートする》

キネシオテープの30㎝にカットしたテープを使用していきます。

足底から貼り始めて足関節の内側を通って上方に向かって行きます。

この時に外脛骨の位置をテープで通っていくようにして強く引っ張っていきましょう。

そうする事で後脛骨筋のサポートを行う事が出来るのと、足底から外脛骨の部分を持ち上げるように出来るので扁平足などのアーチの低下のサポートの役割をしています。

次に40㎝にカットしたテープを使って螺旋テープを貼っていきます。

最初に踵の外側から貼り始めます。

引っ張りながらそのまま足底に向かって反対側の足関節の内側に出てきます。

外脛骨の部分を通っていくのですが、1本目のテープと合わせてクロスするように貼っていきます。

そこからは足関節の前面を通って螺旋状に上がっていくように貼っていきます。

螺旋に貼る事で真っ直ぐ貼るよりも足関節を動かした時に引き上げる感じがしっかりと出やすくなります。

この螺旋テープは1本目と同様に外脛骨を引き上げる効果がありますし、踵から引っ張って貼っていくので回内足のサポートにもなりやすいです。

《ヒールロックをする》

次にエラスチコンテープを使ってヒールロックを行っていきます。

ヒールロックは踵の安定をさせる事で足首の安定を強くしてくれます。

《ヒールロックの貼る順番》

足首の前面から貼り始める

アキレス腱の内側の方に向けて進む

アキレス腱で折り返して踵の外側を斜め下に向かう

踵の足底を通って内側に向かう

足底の内側から足関節の前面に戻ってくる

これを反対方向にも同様に行う

ヒールロックは強く引っ張った方が固定力と安定感は増しますが、引っ張り過ぎると足関節が締まり過ぎて痛みや皮膚のかぶれを起こしやすいので、引っ張り過ぎないように注意しましょう。

ヒールロックの貼り方に関してはこちらを参照いただければと思います。

テーピング方法を説明してきましたが、動画で確認するとより一層理解が深まると思います。

動画で確認する事で、テーピングの引っ張り具合や気を付けている点などが確認しやすいと思いますので一緒に今回の記事と合わせて確認してみてください。

まとめ

今回は【外脛骨障害のテーピング方法の紹介|有痛性外脛骨とは】に関して紹介しました。

運動選手の中でも有痛性外脛骨で悩んでいる人も多くいると思います。

❝外脛骨が有る❞事に関しては自分ではどうしようも出来ないですが❝痛みが出る人も出ない人もいる❞事に関しては予防や対策が出来ます。

その方法の一つがテーピングですし、他にも後脛骨筋に対するケアなども考えられます。

ぜひ痛みが出る前に対応が出来ると良いですね。

テーピングの方法や怪我に関してなど疑問等があれば気軽にお尋ねください。

またYouTubeInstagramなど各種SNSで発信もしていますので気になる方は確認してみてください。

杏鍼灸整骨院の妹川でした。

投稿者プロフィール

妹川 和志
妹川 和志柔道整復師
柔道整復師

福岡柔道整復専門学校(現 福岡医療専門学校)卒業

陸上競技、サッカー、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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