こんにちは!福岡県の筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。
当院で行っているアスリハ(アスリートリハビリ)の一部をご紹介して行きたいと思います。
今回ご紹介するのは『バランスボールを使ったハムストリングの肉離れのリハビリ』の電気療法です。
以前ご紹介したのはストレッチポールを使ったアスリハをご紹介しました。
当院ではハムストリングの肉離れは非常に多く来院されています。
普段から再発をさせないよう様々な施術やリハビリをしながら復帰をしてもらっています。
ハムストリングの肉離れはスプリント系のスポーツで多く起こり再発も非常に多いです。
なるべく再発は避けれるようにサポートをしています。
実際の行っている風景
当院のスタッフ妹川の投稿です。
(当院は積極的に情報発信を行っています。鍼の事は陣内、物理療法の事は妹川、足つぼはこちらクリックをしたらリンク先に跳びます)
今回は二つご紹介していきます。
《ハムストリングのトレーニング》
肉離れの復帰前の介入として行ってます
速く・強く・大きく
を意識して行っています
随意的に速い動きとイメージ通りの動きを行う事を目的としています動画前半(健側)に比べ動画後半(患側)の方が遅く弱く小さくなり一定のリズムが崩れているのが見れると思います pic.twitter.com/mSSsA1kwUR
— 妹川 和志 (@kazuyuki_imo) October 30, 2021
こちらはアジリティ(俊敏性)と筋持久力を出すために段階によって15秒~30秒ほどで繰り返してもらいます。
肉離れ後では筋の運動を反復させて行うとスムーズに動かない事がとても多いです。
これは筋の機能が完全に回復していない事がよくわかります。
単純に筋の力が回復していたとしてもこのような動きがスムーズにできていないと競技復帰しても再発してしまうことが多いです。
《ハムストリングのトレーニング》
ハムストリングの肉離れ後の介入で行っています
伏臥位での膝屈曲で収縮力をみた際、患側の腰部が強く収縮し臀部が上がり代償運動が診られたため、ハムストリングの意識付けとトレーニングとして行いました
膝屈曲でボールを潰して大腿の伸展を行います pic.twitter.com/G6ZbDfSzpV
— 妹川 和志 (@kazuyuki_imo) November 5, 2021
次に行うのは膝を曲げた状態(ハムストリングスに力を入れた状態)で股関節を動かしていきます。
2関節を共同で動かすのもスポーツなどでは多くあるのでこのように動きを分解して行うのはとても大事です。
回復がうまくいっていないと代償運動といって違う筋肉などを利用してハムストリングスを使っていない事が多いです。
このケースでいうとお尻の筋肉を使っているなどです。
痛みは取れたけどうまく体を使える状態まで戻して競技復帰をしなければ再発をしてしまうのがハムストリングの肉離れだと思っています。
昔はなるべく安静にと言われていましたが、早く復帰していくためには
【早い】段階で【適切な】負荷を【必要な分】だけ【正しく】行うことが重要といわれています。
まとめ
ハムストリングの肉離れの復帰を決める時に痛みだけで判断してしまうと再発のリスクは非常に高くなります。
ですのでしっかりリハビリを行い復帰をしていく事がとても重要な事だと当院では考えています。
当院では残念ながら怪我をしてしまった時ご不安であれば、専門医とも連携し復帰のための最善が選べれるようにしております。
何かございましたらご気軽にご相談ください。
杏鍼灸整骨院は頑張るアスリートを最後まで一緒に戦います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
参考文献
投稿者プロフィール
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院長 柔道整復師 鍼灸師
福岡医健専門学校卒業
株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。
陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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