動画と写真を見て巻ける!シンスプリントのテーピング

シンスプリントのテーピング
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こんにちは!筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。

今回は『シンスプリントのキネシオテーピング』をご紹介していきます。

 

シンスプリントはすねの内側に痛みを起こすスポーツ障害です。

主な原因がオーバーユース(使いすぎ)といわれ、痛みと腫脹が主な症状です。

 

その他、扁平足なども起こる原因といわれています。

ランニング、ジャンプなどを繰り返すスポーツに多く起きて、小学生~大学生、シニアスポーツ選手まで幅広く起こります。

 

今回は簡単にできるテーピング法をご紹介していきたいと思います。

目次

シンスプリントの分類

シンスプリントは以下のように分類されます。

Waish分類

grade Ⅰ・・・運動後にのみ疼痛(痛み)がある。
grade Ⅱ・・・運動前後に疼痛があるがスポーツ活動に支障はない。
grade Ⅲ・・・運動前中後に疼痛がありスポーツ活動に支障をきたす。
grade Ⅳ・・・疼痛が強くスポーツ活動は不可能

GradeⅢ以上になると運動を休止する必要があります。

重症になると疲労骨折になる可能性があります。

 

次に簡単にできるセルフチェックをご紹介します。

 

ホップテスト(ケンケンテスト)

片足ケンケン(今の子たちはけんけんでわかりますでしょうか!?)をして次のように判断します。

10回ジャンプをして

痛みなくジャンプできるのが・・・・・・・・・Grade 0

痛みはあるが10回跳べるのが・・・Grade 1

痛みで数回しか跳べないのが・・・Grade 2

痛みでまったく跳べないのが・・・Grade 3

Grade2以上はまず専門機関の受診をお勧めします。

 

杏鍼灸整骨院では、Waish分類、押して痛い所、ホップテスト、その他の検査を行い必要であれば整形外科院などの機関に検査依頼などもお願いしておりますのでご気軽にご相談ください。

 

準備するテーピング

今回使用するテーピングは5㎝幅のキネシオテーピングを使用しています。

 

わかりやすくカラーテーピングを使用していますが、単色でも構いませんよ!

実際に使用しているテーピング

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今回はふくらはぎの長さに合わせたテーピングが2本、10㎝ぐらいの長さのテーピングが2本を用意してください。

4角を丸くしておくと剥がれにくくなりますので丸くしておくといいと思います。

 

オススメのテーピングをまとめた記事はこちらになります。

実際のテーピング方法

実際にテーピングをしているところの動画はこちらになります。

 

 

ここからは静止画でご紹介していきます。

 

まずポイントとしてテーピングをする姿勢を立ったままで、親指を持ち上げるようにします。

 

親指を立てたら人間の身体はウィンドラス機構というものがあって指を立てることにより足のアーチが持ち上がるように出来ています。

 

先ほども書きましたがシンスプリントの原因の一つが扁平足がありますのでこうすることでアーチを保護しやすくなります。

 

次に足の裏からテープを貼りはじめテープの半分を脛骨(すねの骨)かけ膝の内側に向かってテーピングを貼ります。

 

この時も足の指を立てた状態でテーピングを行います。

 

2本目のテープも親指を立てた状態でテーピングを行います。

1枚目のテーピングよりやや踵寄りの位置からテープを貼っていき、一番痛みがある所辺りでクロスするような走行でテーピングを貼っていきます。

 

 

3枚目からは親指を元にしてもらっても大丈夫です。

一番痛い所に真ん中が来るように斜めに貼ります。

 

最後のテープは先ほどのテープとクロスするように貼っていきます。

 

3枚目と4枚目は少し張った状態でテーピングを貼ります。

 

以上で完成になります。

 

まとめ

シンスプリントはしっかり治療をしなかったら疲労骨折になることがありますので甘くみないでくださいね!

原因の一つにオーバーユース(使いすぎ)があります。適度な休養もとても大切なことですよ。

痛みがある場合は無理をせず必ず専門機関に受診するようにしてくださいね。

最後までご覧になりありがとうございました!

 

杏鍼灸整骨院ではセルフケアやテーピング法など実際にご指導いたしますので、何かございましたらご気軽にご相談ください。

投稿者プロフィール

陣内由彦
陣内由彦柔道整復師、鍼灸師
院長  柔道整復師  鍼灸師

福岡医健専門学校卒業

株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。

陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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