足底の痛み|足底腱(筋)膜に対して行うセルフケアと超音波治療

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こんにちは!!

福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の妹川(いもかわ)です。

今回は【足底の痛み|足底腱(筋)膜に対して行うセルフケアと超音波治療】に関して紹介していきます。

当院には部活動をしている中学生・高校生・大学生が多く来院されます。

陸上競技や野球などが多いのですが、今の冬の時期は鍛錬期(冬季練習期)に入っています。

この時期は今までよりも走る量が増えるので脚全体的に負担が多くなりやすい時期です。

そんな中で、足底に痛みを訴える患者様も増えてきました。

そこで今回は、足底に関しての説明と自宅で出来るセルフケアと超音波治療器を使った施術例を紹介していきたいと思います。

目次

足底の痛み??足底腱(筋)膜とは??ふくらはぎ(下腿三頭筋)の筋肉との関係

まずは足底の痛みに関して知っていきましょう。

足底の痛みをネット検索すると足底腱膜炎が多くヒットすると思います。

それくらい足底の痛みを多く起こすのが足底腱膜です。

他にも踵骨炎種子骨痛など足底の痛みを起こす事はありますが、今回は足底腱膜に関して説明をしていきます。

足底腱膜とは、足底に張っている筋肉や腱の事をいいます。

母趾や足趾を屈曲(足趾を握る)する筋肉や、母趾や足趾を閉じたり開いたりする筋肉など小さな筋肉から足底全体にかかる大きな筋肉まで沢山あります。

そして、それらの筋肉を覆うように一番外側(足底側)で踵から足趾に向かって強く張ってるのが足底腱膜です。

足底腱膜は沢山の腱線維が集まったようなもので、腱組織で構成されているために伸びにくく強い組織になります。

足底腱膜の大きな役割は足底アーチの形成と保護です。

アーチは足部の骨が弓状の形をしていて、それを足底で弦の役割をしているのが足底腱膜です。

足底腱膜が機能しなくなるとアーチが崩れて足部の痛みや他の部位に影響を起こし痛みを引き起こしていきます。

足底腱膜の機能が低下していく原因としては繰り返しの負荷があります。

足を着いた時に足底のアーチは広がろうとする事で衝撃を吸収していきますが、その時にアーチが広がり過ぎないように足底を支えているのが足底腱膜です。

ランニングやダッシュなど繰り返しの負荷が多く掛かると足底腱膜は常に負荷を受ける事になるので徐々に痛みが出てきたり、足底腱膜の付着部(踵骨)には繰り返しの牽引ストレスがかかるので、ここでも痛みを起こしていきやすくなります。

足底に負荷を掛ける原因は他の所からも起きてきます。

大きく関わるのがふくらはぎ(下腿三頭筋)です。

下腿三頭筋は腓腹筋内側頭・腓腹筋外側頭・ヒラメ筋の3つの筋肉が合わさり踵骨に停止します。

踵骨に停止するという事は、踵骨を上方に牽引していきます。

足底腱膜と踵骨を挟んで引っ張る方向が違うので、互いに引っ張りあう関係になります。

結果、下腿三頭筋の緊張が強くなった時には踵骨を上方に引くため足底腱膜を引っ張る事になるし、足底腱膜の緊張が強くなってしまうと踵骨を前方に引く事で腿三頭筋を引っ張る事になります。

足底腱膜に限らず足底の痛みに対しては、痛みの出ているポイントだけに囚われずにふくらはぎにまで目を向ける事が大切になってきます。

逆も同じ事で、ふくらはぎに強い張りや痛みが出ている場合は、足底まで目を向ける事が大切になってきます。

足底(足底腱膜)のために自宅で行うセルフケア

自宅で出来るセルフケアを紹介していきます。

足底に対して行うケアと、ふくらはぎに対しても一緒に行う事で効果はより高くなると考えています。

ふくらはぎのストレッチ

ふくらはぎのストレッチを行います。

先ほども説明しましたが、足底とふくらはぎはお互いに引っ張りあう関係にあります。

そのためふくらはぎのケアもしっかりと行っていきましょう。

膝を伸ばした状態で行うと腓腹筋が伸びていき、膝を曲げるとヒラメ筋が中心に伸びていくので分けて伸ばしていくとより効果は高く出やすくなります。

足底のストレッチ

足底のストレッチを行っていきます。

ふくらはぎ同様に一緒にケアをしていく事が大切です。

足底のストレッチはなかなか伸びている感覚は少ない時も多いですが、筋肉は伸びる方向にしっかりと動いているのでそのまま伸ばしてもらって大丈夫です。

下の写真の行い方でも足底は伸びてきますが、伸ばしている方のつま先を立てるようにするとより強く伸びるようになります。

ボールを使ったケア

ボールを使ったケアです。

足底でボールを転がしたり、圧を加えたりしていきます。

ボールを転がす時に、一か所だけに偏らずに内側・外側・踵部・足趾部など分けながら行ってもいいですし、満遍なく行う事が大切です。

また慣れてくると少しずつ体重を掛けながら刺激の量を強くしていきます。

ボールは、ゴルフボール・軟式野球ボール・硬式テニスボールなど少し弾力のあるボールをオススメします。

ケアはあくまでも状態を良くするためのものなので、正しい方法でしっかりと行ってください。

痛いのを無理してストレッチを行ったり、ボールで強くゴリゴリしたりなど刺激が強ければいいというものではありません。

間違った行い方などは、場合によっては痛みを強くさせてしまう可能性があるので注意が必要です。

足底腱(筋)膜に対して行った超音波治療器

足底腱膜に対して超音波治療器を使用しています。

超音波の特性として、膠原線維(コラーゲン線維)を多く含む組織の方が効果が高く出やすいです。

腱などは膠原線維を多く含んでいる組織なので、足底腱膜は超音波の効果を高く出しやすいです。

またストレッチを行いながら超音波を行うと筋や腱は伸びやすくなります。

筋や腱の伸びやすさが改善されるだけでも痛みの状態は変化していくと思います。

まとめ

今回は【足底の痛み|足底腱(筋)膜に対して行うセルフケアと超音波治療】に関して紹介しました。

急性外傷はその場所に直接損傷を起こしますが、それ以外の痛みは、痛みが出ているポイント以外の場所から関連して負荷がかかり、それによって痛みを出している事がほとんどです。

そこで自分で出来るセルフケアを知っておくとその怪我を起こさないで済むかもしれません。

または、今感じている痛みを少しでも改善出来るかもしれません。

それくらい自分でセルフケアが出来る事は大切だと思っています。

また、超音波治療器は足底の痛みにはとても有効だと思っています。

自宅ではセルフケアを行いながら、整骨院などで施術が出来ていくとより改善に向かって行きやすくなりますね。

杏鍼灸整骨院の妹川でした。

投稿者プロフィール

妹川 和志
妹川 和志柔道整復師
柔道整復師

福岡柔道整復専門学校(現 福岡医療専門学校)卒業

陸上競技、サッカー、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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