背中の痛みなどに胸腰椎移行部の多裂筋のトリガーポイント鍼治療

こんにちは!

福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。

今回は当院で行っておりますトリガーポイントの鍼治療の一例をご紹介していきたいと思います。

特に今回は『胸腰椎移行部の多裂筋のトリガーポイント鍼治療についてご紹介していきます。

一般の方には多裂筋とはあまり聞きなれない筋肉だと思いますが、首の痛み、背中の痛み、腰痛などの脊柱付近の痛みにはとても大事な筋肉です。

 

また胸腰椎移行部は可動性が少ないところ、大きいところの境になりますしいわゆる猫背などの場合問題になりやすいところになります。

 

多裂筋のトリガーポイント

多裂筋は脊椎の際に張り付くような筋肉です。

  1. 起始:仙骨背面、後仙腸靱帯、腰椎の乳様突起、胸椎の横突起、C4-7の頚椎関節突起
  2. 停止:2-4個上の椎骨の棘突起
  3. 働き:腰部の伸展運動・同側への側屈運動・対側への体幹回旋運動

といわれています。

働きとして腰部の伸展運動・同側への側屈運動・対側への体幹回旋運動とありますが、主に収縮することで脊椎の安定性を作っているといわれています。

 

脊椎は小さい骨が積み木のように並んでいる状態なので安定性が重要でこの安定に関係しているのが多裂筋になります。

また胸腰椎移行部は背骨の運動の方向が変わるところなので安定が必要ですし、不動になりやすい部分になるので負担がかかりやすい部位といえます。

トリガーポイントはその名の通り

トリガー=引き金

ポイント=点

という意味で痛みを引き起こしているポイントといえます。

痛みのすべての原因がトリガーポイントというわけではありませんが筋肉が問題でトリガーポイントが形成され痛みを出していることは非常に多いと思っています。

さらにこのトリガーポイントは痛みが起こっている部位で必ずしもトリガーポイントが形成されている訳ではありません。

少し離れた部位にトリガーポイントが形成されて関連痛や放散痛といわれるように痛みを遠い部位に出していることもあります。

 

胸腰椎移行部付近の多裂筋では肩甲骨の周囲あたりまで痛みを出していることも多いです。

つまり猫背などで胸腰椎移行部付近が不動になることでうまく動かなくなり、脊柱の安定化が低下し、筋肉に負担がかかりトリガーポイントが形成されて痛みが出るということも考えられます。

 

実際の鍼灸治療

実際に刺鍼をしている動画です。

刺鍼をすると独特な響き方がしますのでトリガーポイントに刺鍼できているかどうかはすぐわかります。

人によっては肩甲骨付近までズーンと感じることもあります。

これは不快な感じではなく多くの方は気持ちよく感じることが多いです。

 

刺鍼をすることにより局所的な血液の流れが良くなると臨床研究ではいわれております。

この結果トリガーポイントが形成されている部分の問題が解決され痛みが軽減していくことが多いです。

多裂筋部でいうとトリガーポイントが刺鍼により解決しても負担がかかる構造自体を解決しないと再びトリガーポイントが形成されて痛みを出してしまうことが多いです。

 

ですので大事なのは運動療法と並行して行っていくことが重要になってきます。

 

まとめ

今回は当院で行っているトリガーポイント鍼治療の一例をご紹介しています。

鍼灸治療は馴染みのない方にとっては『怖い』、『不安』と思われがちだと思います。

しかし、使用する鍼は髪の毛より細い鍼を使用したり、使い捨てのディスポーザブルの鍼を使用するので刺鍼をされた方の多くは痛みも感じることも少なくびっくりされる方も多いです。

どうしてもご不安な方には無理に鍼をお勧めすることもありませんのでご安心ください。

 

何かございましたらご気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

杏鍼灸整骨院の陣内でした。

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