砲丸選手の腰痛の鍼治療

腰痛の鍼治療
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鍼治療

こんにちは!筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。

今回ご紹介する記事は『砲丸選手の腰痛の鍼治療』です。

当院はありがたいことにアスリートの方が施術に来院されることも多いです。

 

鍼灸治療は「知っているけどやっとことはない」、「何か怖い・・・」といわれる方も多いです。

ですので実例も含めてご紹介していきます。

 

目次

砲丸投げ

みなさんは砲丸投げはご存知でしょうか!?

あの丸い砲丸を投げるスポーツです。重さは年代によって変わります。

  • 一般男子:7.260kg
  • 一般女子:4kg
  • 高校男子:6kg
  • 高校女子:4kg
  • 中学男子:5kg
  • 中学女子:2.721kg

です。大きさは一般男子用が11cmから13cm、一般女子用が9.5cmから11cmの種類があります。競技場によってはおおよ3種類程準備しているそうです。

重さが中途半端なのはポンドで計算されいるためこのような数字になっています。ちなみに一般男子の7.260㎏は16ポンドです。

ボウリング場でだいたい一番重いものと同じですね。

(ちなみにボウリング場のレーンの長さは約18メートル28センチです。砲丸投げの日本記録は中村大地選手の18メートル85センチです。あの一番重い物をノーバンで通り越すなんて凄いですよね!)

 

 

投げ方は大まかにわけてグライド投法と回転投げがあります。

一瞬のパワーをどう出すかで結果の変わる面白い競技です。

 

砲丸投げ選手の腰痛

砲丸投げの選手などの投擲選手に多い体型は筋肉質な体型が多いです。

普段からウェイトトレーニングなどを多く入れているため胸椎、胸郭、股関節の動きが硬く腰に負担が多くかかっているパターンが非常に多いです。

腰のキレについてはこちらもどうぞ

腰椎は構造上、回旋(腰を捻る動作)をよくするようにはできていません。

 

見かけ上の腰の回旋のほとんどは胸椎と股関節の動きでまかなわれています。

砲丸の選手などの投擲選手はウェイトトレーニングや投げ動作の繰り返しによって広背筋、脊柱起立筋、前鋸筋、肋間筋などの胸郭まわりの筋肉や大殿筋、中殿筋、小殿筋、腸腰筋群、深層の外旋6筋などの筋肉が硬くなり、結果として腰に過負荷がかかり痛みが出ることが多いのです。

 

これらの動きをよくせず腰にばかりアプローチを加えても腰の痛みが改善しない事は多いです。

痛みが改善したとしても同じ動き(練習)をしたら痛みが繰り返すというのはこのようなことが考えられます。

 

例えるなら

家が雨漏れをしたとします。床が濡れたのをふき取ればきれいになりますが雨が降るとまた濡れますよね!?

原因の雨漏れが直っていませんので・・・・

腰の痛みもこれと一緒でまわりの原因が変わっていないと改善がみられません。

 

 

腰痛の施術

この写真は実際の鍼を打っているところですが、もちろん背中や股関節の可動域を拡げた後に腰にアプローチをしています。

 

この砲丸投げの選手は大学生で全国入賞が狙えるレベルの選手です。(去年は若干の差でベスト8を逃しました・・・今年は頑張ってください!!)

 

筋肉が大きく発達していますので、少し長めの鍼を使って施術することになります。

 

まとめ

杏鍼灸整骨院では様々な年代の選手や競技レベルもプロ選手、全国入賞者の選手、地域の小学生のちびっこアスリートまでご来院いただいています。

どのレベルでのアスリートにも共通しているのが「早く競技復帰したい!」という想いだと思います。

私たちは全力でサポートしています。

是非ご気軽にご相談ください。

 

 

 

 

投稿者プロフィール

陣内由彦
陣内由彦柔道整復師、鍼灸師
院長  柔道整復師  鍼灸師

福岡医健専門学校卒業

株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。

陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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