こんにちは!筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。
今回ご紹介する動画は『動画で紹介!長拇趾伸筋のトリガーポイント鍼治療』です。
当院でよく行われている鍼治療のご紹介になります。
是非ご覧になられてください。
目次
長拇趾伸筋のトリガーポイント
長拇趾伸筋は足の甲にある筋肉です。
起始は腓骨の内側中央1/2と下腿骨間膜から始まります。
停止部は拇趾の末節骨底に終わる筋肉です。
母趾のすべての関節の背屈に作用して足部の内反(うちがえし)を補助します。
靴ひもの結ぶのをきつくし過ぎて炎症を起こすこともあります。
長拇趾伸筋のトリガーポイントが形成されやすい部位
トリガーポイントが形成されやすい部分は足関節より10cmほど上部ぐらいに形成されやすいです。
非常に細いトリガーポイントですので、細かく触診が必要な部分になります。
筋の走行に対して直角に切るように触診しましょう。
長拇趾伸筋のトリガーポイントの関連痛領域
関連痛領域は足首の前面から母趾の背側にかけて痛みがあります。
長拇趾伸筋のトリガーポイントの適応の痛み
長拇趾伸筋のトリガーポイントが出来た時の痛みの適応は
- 足の甲の痛み
- 中足骨痛
- 母趾の頑固な痛み
- よく足がつる
長拇趾伸筋のトリガーポイントの鑑別疾患
この関連痛領域に痛みがあっても器質的な疾患があればそちらの治療が優先になります。
- ハンマー指
- 長拇趾伸筋腱炎
- 長拇趾伸筋腱損傷
- コンパートメント症候群
などがあります。しっかり鑑別しましょう。
長拇趾伸筋のトリガーポイントの鍼治療
こちらが実際の鍼治療の動画です。
長拇趾伸筋は頑固な親指背側の痛みの原因になることが多く、施術の機会は多いです。適応としても非常にいいような気がします。
しっかり鍼がトリガーポイントに刺激が加わると気持ちのいい響きがあります。
トリガーポイントと鍼治療の相性はとてもいいと思います。
まとめ
トリガーポイント鍼治療は非常に効果が高く、結果が出やすいです。長拇趾伸筋だけではなく他の筋肉も非常に効果がありますよ。
最後までご覧になりありがとうございました!
杏鍼灸整骨院はテーピングの貼り方セルフケアまでご指導いたしますので是非ご気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
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院長 柔道整復師 鍼灸師
福岡医健専門学校卒業
株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。
陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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