やり投げ選手の肘の痛みのはり治療

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こんにちは!筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。

今回ご紹介する記事は『やり投げ選手の肘の痛みの鍼治療』です。

当院はありがたいことにアスリートの方が施術に来院されることも多いです。

 

その中で鍼治療をしていく事も多く、効果も高いです。

しかし、鍼治療に対し不安や恐怖感もある方も少なくないです。

ですので少しでも不安感がすくなればと思い、当院で行っている鍼治療をご紹介していきます。

以前ご紹介したやり投げの肘の痛みについて書いた記事はこちらになります。

目次

肘の痛み

やり投げなどのオーバーヘッド動作(頭の上から腕を振り下ろすような動作)を行うスポーツにおいて肘の痛みを起こす場合の多くは、上の図で丸をつけている様に内側に生じます。

 

野球などに多いことから『野球肘』ともいわれます。

 

多くは肘周りの筋肉が付着する内側上顆という部分に炎症を起こすため正式には『内側上顆炎』といいます。

 

この内側上顆炎の多くは前腕部の円回内筋という筋肉の影響が多くこの部分の施術が必要となります。

円回内筋についてはこちらの記事をどうぞ

https://sinkyu-skillup-jyuku.com/trigger-point-acupuncture/post-752/

腕を後方に振りかぶった動作から前方に振る際、強い外反力がかかります。円回内筋はこの外反力に対するスタビライザー(安定性機構)になるので非常に重要な筋肉になります。

 

肘の痛みの施術

 

肘の痛みに対して局所的な施術は上述したように円回内筋がとても大切になります。

 

しかし、肘に関しては肩の可動域、指のかかり方などもとても大切です。

 

また腰や股関節などもしっかり診なければいけません。

 

例えば股関節なんかは肘に関係していないかと思うかもしれませんが、右投げならば左側の股関節の可動域が低ければ腰の回旋がなくなるため結果としてスローの際上半身が早く倒れてしまいます。

その為、肘の位置が低くなり肘への負担が多くなります。

 

このように肘に結果として負担がかかり怪我のもとになります。

 

スポーツ障害は他の関節の動きが悪く結果として痛みが出ることがほとんどです。

ですので、痛みの局所だけで施術をして復帰をすると痛みを繰り返すことが多いです

 

 

まとめ

スポーツ障害はこのように身体の使い方から見直さないといけない事がほとんどです。

当院では身体の使い方から問題点まで一緒になって改善を目指していきます。

杏鍼灸整骨院では全力でアスリートを応援しております。最後まであきらめずに一緒に戦いましょう!

是非ご気軽にご相談ください!

投稿者プロフィール

陣内由彦
陣内由彦柔道整復師、鍼灸師
院長  柔道整復師  鍼灸師

福岡医健専門学校卒業

株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。

陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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