こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。
今回は「腰痛は胸椎、股関節の動きが大事‼」をご紹介していきます。
アスリートに関わらず腰痛の方は非常に多いと思います。
理由はそれぞれありますが今回ご紹介するケースはデスクワークの方にも当てはまる事も多いと思います。
背中と股関節が鍵
まずご紹介したいのはジョイントバイジョイントセオリーというものです。
あまり聞き慣れないと思いますが体を動かすのには重要な考え方だと言われています。
テレビなどで「体幹の安定」とか聞いたことないですか?
これはこのジョイントバイジョイントセオリーがわかるとよく分かるようになります。
ジョイントバイジョイントセオリーを簡単にいうと複数の関節運動は各々の関節に役割があり共同しながら動きます。その役割は動く関節と安定性を出す関節に分けられそれは交互に存在すると言われます。
まだちょっとわかりにくいですね。
例えばものを握るときは手首などは動きながらものを掴むと思うのですが、肘は固定をして安定性が必要になります。
この様な場合に手首も肘も動いていたら作業効率は悪くなってしまいます。
この様に相互で役割分担をしながら動いていくわけですね。
ではこれを腰に例えていくとどうなるでしょう。
上の絵にあるように腰椎の働きは「安定性」になります。
つまり、歩く、走る、ジャンプするなどの運動の際には腰椎は安定性を出す必要になります。
ではこの上下の胸椎と股関節の動きが悪くなるとどうなるでしょうか?
胸椎、股関節の可動性が悪くなると走る、ジャンプなど大きな動きをする際には大きな弊害となってしまいます。
この動きを補填するようになるのが本来安定性を出さないといけない「腰椎」が無理をして可動していくことになります。
これにより本来安定性に特化されている腰椎が無理をして動くようになり構造的な破綻を呼ぶことにより腰痛が生まれるようになります。
これは運動の中の動きだけではなく日常でおこる腰痛なども同じことが言えます。
物を持ち上げるときなどに股関節から曲げずに腰を曲げて物を持ち上げると腰部に負担が大きくかかります。
腰痛を防ぐのには股関節の動きが大事だということがわかりますね‼
日常で股関節、背中の可動性が悪くなる
股関節や背中の動きが悪くなることにより腰痛が起きやすいということがわかったと思います。
ですが現代人の私達の生活はこの股関節や背中の可動性が悪くなるようなことが非常に多いと言えます。
これらの姿勢はよくやってしまいますよね?
気をつけていても時間の経過とともにこのような姿勢になってしまいます。
これらの姿勢で悪くなるのが
- 背中が丸くなり胸椎の可動性が低くなる
- 腰椎の前彎が減少し安定性が低くなる
- 股関節が屈曲位(曲がったまま)でう可動性が低くなる
- ハムストリングのが短縮位で硬くなる
など腰痛の原因になるものばかりになってしまいます。
解決法
ではこのようなケースで腰痛を防いだり軽減するのはどうすればいいでしょうか?
大事なことは運動をするということです。
なんだそんなことかと思いますがデスクワークの方の腰痛は20分程度おきに立ち座りをするだけで軽減するといわれています。
もちろん当院ではこれだけではなくストレッチやおすすめの体操などをお伝えしますがまずこの立ち座りをするだけで痛みの軽減を図れます。
どうですか?
むちゃくちゃ簡単ですよね?
まずはこれから始めていただいたらと思います。
まとめ
今回は腰痛に胸椎や股関節が大事という事をご紹介してきました。
腰が痛いときは痛い部分にフォーカスを当てがちですよね?
問題が起きているのは腰でも引き金になっている部分は他の部分だという事は意外と多いです。
なかなか自覚する事は難しい事かもしれませんがやってみると体が変わる事が自覚出来ます。
当院ではしっかりとご説明もしていきますので何かございましたらご気軽にご相談ください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
投稿者プロフィール
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院長 柔道整復師 鍼灸師
福岡医健専門学校卒業
株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。
陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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