こんにちは!
福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。
今回は当院で行っている『干渉波を併用したストレッチ』をご紹介していきます。
干渉波については少し難しいですがこちらでまとめております。
ES-400
今回使用している干渉波は伊藤超短波製のES-400を使って行っています。
この物理療法機器は干渉波だけではなくEMSやマイクロカレントという微弱電流を通電できる機械になっています。
いろんな電気が通電できる優れものです。
深い所から浅いところまで選択しながら通電ができますよ!
実際の施術風景
当院のスタッフ陣内の投稿です。
(当院は積極的に情報発信を行っています。鍼の事は陣内、物理療法の事は妹川、足つぼはこちらクリックをしたらリンク先に跳びます)
干渉波も上手く使えば筋の緊張を緩和する事ができる
Ia抑制
Ib抑制
を考えれば短時間でも変化はでるストレッチをしながら若干の筋収縮をかければ腱の伸張がを出すことができる
寝たままだけではもったいない pic.twitter.com/pNEvT2gv3k
— 陣内由彦~鍼灸師のスキルアップチャンネル、鍼灸のピコ太郎 (@jin_anzu) March 2, 2022
実際に行っている形です。
干渉波を通電しながらストレッチボードで下腿部のストレッチをしています。
今回はIb抑制といった筋の生理学的反射を用いて行っております。
筋肉は骨に付着する付近にいくと腱という組織に変わり骨につきます。
有名なところでいえばアキレス腱ですね。
簡単にIb抑制をご説明します。
ストレッチをすると上の写真でいう赤い矢印のようにふくらはぎ全体が伸ばされている状態になります。
この時にふくらはぎの筋肉に電気を軽く通電し電気により収縮させます。(黄色い矢印)
そうすることによりアキレス腱が牽引されます。
このながれが起こるとアキレス腱が伸ばされすぎると切れてしまう可能性があると身体が反応しふくらはぎの筋肉を弛緩させてアキレス腱に対する引っ張る力を弱めようとします。
これをIb抑制といいます。
ストレッチで筋肉が柔らかくなるのもこのIb抑制がかかることで筋肉が柔らかくなるといわれています。
電気を使うことでより効果的にこのIb抑制を利用することができます。
まとめ
今回は干渉波を用いたストレッチをご紹介しました。
電気療法をはじめ物理療法機器はあまり効果がないと思われている方も多いですがそれはなんとなく使うと効果は感じられなくなってしまいます。
杏鍼灸整骨院では患者様一人一人に合わせて物理療法も選定して行っております。
スポーツ外傷・障害なども早く復帰ができるよう取り組んでおります。
何かお体にご不安なことがありましたらご気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
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院長 柔道整復師 鍼灸師
福岡医健専門学校卒業
株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。
陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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