こんにちは福岡県の筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。
今回は当院で行っている『仙腸関節部の鍼治療』をご紹介していきたいと思います。
仙腸関節ってどこかわからない方もおられるかもしれませんが、仙腸関節は腰痛にも関係とても関係が深い所なので腰痛の施術では刺鍼することも多い部分になります。
仙腸関節障害
仙腸関節は骨盤の中にある仙骨と腸骨とで作られる関節です。
上の写真でいうと赤のまるで囲んだ部分になります。
周囲を硬い靭帯で囲み強固な連結をしているといわれています。
関節と言っても他の関節のように大きく動く訳ではなく、3~5mm程度動くともいわれています。
3~5mmぐらい!?って思われるかもしれませんがこの動きが非常に重要になります。
ここの動きに障害が起こると仙腸関節障害ともいわれ腰痛や腰下肢痛の原因になるともいわれます。
仙腸関節障害のテスト法
杏鍼灸整骨院では仙腸関節障害を疑った時には様々な検査法を行っています。
まず有用なのがワンフィンガーテストといって患者様に痛い所を指さしてもらうというやり方です。
上のスライドで指さしているような感じです。
簡単なテスト法ですが仙腸関節障害においては非常に重要な所見になります。
ニュートンテスト、ヒブテストなどのテスト法と総合して判断していきます。
実際の刺鍼法
実際に行っているのは動画でご紹介します。
仙腸関節に刺鍼する際は側臥位で行うのが私はおすすめしています。
先ほども仙腸関節は強固な靭帯で結合しているので刺鍼にはテクニックが必要になります。
そのためには伏臥位よりも側臥位の方が刺鍼しやすいと思っています。
仙腸関節障害はぎっくり腰のような急性の腰痛にもなるともいわれていますし、放っておくと慢性腰痛に繋がっていくケースもあります。
施術をしながらこのようなゴムベルトなどで固定をすることで不安定性が無くなっていき痛みの改善に繋がっていきます。
このような腰痛には1回で治るような魔法はなくコツコツしていく事で改善がおきていきます。
仙腸関節障害でお困りの方はご気軽にご相談ください。
杏鍼灸整骨院では様々な症状なかたもご来院していただいています。
鍼が苦手、怖いといわれる方にはその他の物理療法機器や徒手療法などもありますのでご気軽にご相談ください。
不安な事もありましたら是非ご気軽に問い合わせしてみてください。
つらい痛みをあきらめず最後まで一緒に頑張りましょう!!!
投稿者プロフィール
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院長 柔道整復師 鍼灸師
福岡医健専門学校卒業
株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。
陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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