今回ご紹介する動画は『簡単に巻ける!後脛骨筋腱炎のキネシオテーピング』です。
スポーツトレーナーが教える簡単動画ですので最後までご覧になられてください。
静止画でもご紹介しておりますので参考にしてください。
内くるぶしの下の痛みは後脛骨筋腱炎かも!?
後脛骨筋は足の後方から内くるぶしを通り、足の裏に終わる筋肉です。
足の裏にいく前にくるぶしの下で何かしらのストレスが加わり痛みが出るのが後脛骨筋腱炎です。
主に上の図の丸く囲んだあたりに、痛みと腫れが出るのが特徴です。
走ったりジャンプをする競技のアスリートに多く起こり、放っておくと長期化してしまったりするので注意が必要です。
症状の特徴は
- 内くるぶしの下や後ろを押したら痛い
- 走ったりすると痛みが出る
- つま先立ちやジャンプをしたら痛みが再現できる
- 内くるぶしの周りに腫れが出る
- 足の裏やふくらはぎにも張りがある
というような症状が出ます。
後脛骨筋腱炎の原因はオーバープロネーション!?
また痛みが出る原因の多くにオーバープロネーション(過回内足)というものがあります。
左足に比べ右足が内側(親指側)に倒れているのがわかりますでしょうか!?
このように足をつくと足の内側に大きく負担がかかることになります。これが原因で後脛骨筋腱炎やシンスプリントなどになったりします。
ですのでテーピングも患部の保護とオーバープロネーションにならない事への誘導になります。
後脛骨筋腱炎のキネシオテーピングで準備する物
まずテーピングを巻く前に汗や汚れをふき取りましょう。これだけでテーピングがはがれにくくなります。
準備するテーピングは、5cm幅のキネシオテーピングを準備します。
実際使っているテーピングはこちらになります。
下腿部の長さぐらいにテーピングを4本カットします。
四角をカットしておくと剥がれにくくなりますのでカットしておくようにしましょう。
オススメのテーピングをまとめた記事はこちらになります。
後脛骨筋腱炎のキネシオテーピングの巻き方
後脛骨筋腱炎のキネシオテーピングの巻き方はこちらの動画になります。静止画はこれより下部でご紹介します。
1本目
後脛骨筋は足の裏から始まっていますので足の裏(小指寄りで足の縦アーチを斜めに横断するように)テーピングを始めます。
内くるぶしの下、後ろを通りふくらはぎの真ん中あたりまでテーピングを巻きます。
2本目
先ほどの写真の指を指しているぽこっとしたところ(舟状骨結節)から始め1本目のテープを少しづらしたような形でふくらはぎまでテーピングを巻きます。
3本目
2本目までのテーピングは患部の保護でしたので、3本目からはオーバープロネーションにならない様に誘導していきます。
足首の前側から内側に向かってテーピングを始め、斜めにアキレス腱を通過するように始めます。
アキレス腱を通ったら、踵の外側を通り足の裏にいきます。この時テンション(張力)は強めに貼りましょう。
4本目
4本目の走行は3本目のテーピングと対称的なテーピングになります。
足首の前側から外側に向かってテーピングを始め、斜めにアキレス腱を通過するように始めます。
アキレス腱を通ったら、踵の内側を通り足の裏にいきます。この時テンション(張力)は軽めに貼りましょう。
踵の前側を通り足首の前側の貼り始めた所で終わります。
足首の外側、内側で三角形と踵の前側、アキレス腱でクロスが出来てたら完了です。
まとめ
テーピングは痛みを軽くしたり、怪我の予防などにはオススメですが無理をすると怪我に繋がります。
テーピングしているから大丈夫と慢心をせず、普段のケアや専門機関に受診するなども並行してくださいね。
最後までご覧になりありがとうございました!
何かございましたらご気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
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院長 柔道整復師 鍼灸師
福岡医健専門学校卒業
株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。
陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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