ハムストリングスの電気療法を使った促通

こんにちは!
筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の妹川です。

 

当院にはスポーツ障害の患者様が良く来院されます。
その中でも肉離れなどで来院されることも多くのリハビリ期に行う【ハムストリングスの電気療法を使った促通について紹介していきます。

 

肉離れはよく起こる怪我の一つだと思います。
走っている最中や、咄嗟に踏み込んだ瞬間や、切り返そうとした瞬間など様々な場面で起こるのが肉離れです。

怪我をした後、痛みが無くなって運動を再開するとまた痛みが出てくるなんて事も多いかもしれません。
どんな怪我でも同じ事が言えますが『復帰するまでの準備がしっかりと出来ているかどうか』という事が大切です。

今回はその復帰するまでの準備の一つとして筋の促通について紹介していきます。

肉離れとは??

肉離れとはその名前の通り、筋肉に断裂がある状態です。

  1. 筋内の線維の一部が断裂している状態(1度損傷)
  2. 筋~腱を含む部分で断裂している状態(2度損傷)
  3. 筋肉や腱の連続性が絶たれ完全に断裂している状態(3度損傷)

詳しくはまだ細かく分類されていますが肉離れといっても程度は様々です。

損傷が小さいものであれば、動作時に痛みや違和感があるものの動く事が出来ます。
逆に損傷が大きいものになると、足を着く事が出来ずに歩く事も膝を曲げたりする事も出来なくなってしまいます。

 

肉離れはスポーツの最中に起こる事が多いですが、日常生活でも起こる事が多くあります。

その発生機序の多くが、遠心性収縮を瞬間的に起こした時です。

  • 遠心性収縮とは
    筋肉の基本は求心性収縮といって縮む(収縮)方向にしか動きません。
    その反対に遠心性収縮は筋肉の収縮を起こしながらも筋肉が伸ばされている収縮の事をいいます。

筋肉は縮もうとしているが、その反対に伸ばす力が強く加わった時に
パチンッ!!!!
と筋肉が断裂してしまいます。

筋肉はゴムをイメージすると分かりやすいと思います。
引っ張ったゴムは縮もうとしますよね。
それをもっともっと引っ張ると切れてしまいます。

筋肉もゴムも、力が働いている方向と反対の方向に強い力が加わった時に耐えきらなくなって切れてしまうのです。

それが肉離れです。

筋肉の促通とは??

肉離れや捻挫などの怪我の事を外傷といいます。
この外傷が起きると、筋肉はすぐに委縮を起こしていきます。

  • 筋委縮とは・・・
    筋肉が痩せて細くなってしまう事をいいます。
    それにより筋出力の低下などが起こり、力が入りにくくなったり、力が弱くなったり、今まで出来ていた事が行いにくくなったりします。

これらの事は、怪我が治っても上手く改善できていない事が多くみられます。
その状態で競技復帰をした場合、また怪我をしてしまうケースや、思うように競技力が戻らないというケースも少なくありません。

そこで必要になってくるのが筋の促通です。(あくまでも必要な事の一つです)

筋の促通は上記のような筋の問題を解決するために行います。
怪我をして数日の早い段階で開始するものもあれば、復帰前に競技や日常生活に向けて行うものなど、その時々のタイミングに合わせて行っていきます。

 

実際の施術風景

当院では
自分の体重を使った自重運動・
バランスボール・バランスディスク・電気療法のNMES(EMS)などなど
これらを用いて
怪我の度合い・怪我からの期間・患部の状況(腫脹の有無など)などなど
をみて判断をしながら適切なものを考えて行っていきます。

 

今回はハムストリングスへ電気療法(NMES)を用いて筋の促通を行っています。

電気刺激による筋収縮と一緒に運動を行う事で
筋の力が入りにくい

筋の入れ方が分からない
という所の改善を狙って行っています。

まとめ

今回は【ハムストリングスの電気療法を使った促通】について説明をしました。

肉離れの場合に限らず怪我をした場合の復帰というのは凄く大切です。
それをしっかりと行えているかどうかで、競技復帰後のパフォーマンスが変わったり、生活に大きく影響します。

怪我をした場合は『痛みがなくなったから大丈夫!!』と簡単に考えずに、しっかりと《治す》という事を考えるように気を付けてくださいね。

 

杏鍼灸整骨院 妹川 でした。

 

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