バドミントンでふくらはぎの肉離れ!!サポートするためのテーピング

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こんにちは!!

福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の妹川(いもかわ)です。

今回は【バドミントンでふくらはぎの肉離れ!!サポートするためのテーピング】に関して紹介していきます。

今回紹介している患者様はバドミントンをしている方ですが、実際にふくらはぎの肉離れはどの競技でも起きやすいと思います。

テニスやバスケットなどでも発生しやすい怪我になります。

怪我をして最初は安静にしていく事が大切ですが、その後に競技復帰をしていく時にはテーピングはとても有効だと考えています。

そこで今回はふくらはぎの簡単な知識とテーピングの方法に関して紹介していきます。

『とりあえず先にテーピングの巻き方を知りたい!!』って人はYouTubeで紹介していますのでこちらをクリックしてください。

目次

ふくらはぎってどんな筋肉??

まずは、ふくらはぎに関して知っていきましょう。

筋肉の場所や走行を知っているとテーピングを巻く時のイメージをしやすくなりますよ。

ふくらはぎの筋肉のメインは下腿三頭筋といって、名前の通り3つの筋肉が合わさって形成されています。

ふくらはぎの表面のモコッとした部分が腓腹筋といって内側頭と外側頭の2つに分かれていて、その腓腹筋の深部にヒラメ筋という比較的平べったい筋肉があります。

これらの筋肉を全部合わせて下腿三頭筋といいます。

また筋肉は合わさった後にアキレス腱に変化して踵に付着していきます。

そのため下腿三頭筋は膝裏から踵まである比較的大きな筋肉になります。

ふくらはぎのテーピングの貼り方

ふくらはぎのテーピングの貼り方を紹介していきます。

比較的簡単なテーピングですが、自分で貼るのはなかなか難しい所もあるので誰かに貼ってもらう方が綺麗に貼れると思います。

また引っ張り過ぎると皮膚を傷めてしまうケースもあるので適度に引っ張りながら貼っていく事と、テープの張り始めと終わり(テープの両端)は引っ張らずに貼る事が大切なポイントです。

用意するテーピングはキネシオテーピングで伸縮性のあるテーピングです。

①5cm幅で約10~15cmの長さを4本
②5cm幅で約30~35cmの長さを2本

これらのテーピングを用いて貼っていきますが、これはあくまでも目安で体格などにより長さや幅は変わってくるので、そこは貼る人の身体に合わせて調節してください。

《損傷部位(痛みのある部分)を圧迫する》

①のテーピングを使用していきます。

損傷部位(痛みの部分)の上に少し強めに圧迫をするようにクロスして2本重ねていきます。

またテープ幅の半分ほどずらして同じように2本貼っていきます。

圧迫をする事で損傷部位の動きを少し制限する事が出来て、痛みを起こしにくくなります。

《腓腹筋を補助する》

②のテーピングを使用していきます。

腓腹筋は内側頭と外側頭とありますが、これらの筋肉を補助するように貼っていきます。

動画では外側頭から貼り始めていますが、内側頭と外側頭のどちらから始めても大丈夫です。

テーピングを貼る姿位はつま先を立てて少し背屈(つま先を上げる)した状態で貼っていきます。

腓腹筋は膝裏から踵まである筋肉なので、これを覆うようにテーピングを貼っていきます。

踵の内側から開始してアキレス腱の上を通って外側に沿って膝の方に向かって行きます。

内側頭の補助のテーピング貼る場合も同じように、踵の外側から始めてアキレス腱の上を通って内側を上方に向かって貼っていきます。

この時にアキレス腱の上ではテーピングがクロスしているようになります。

アキレス腱の上に貼るのはアキレス腱の補助をする事と、アキレス腱は若干捻じれているので上でクロスするように貼る事でアキレス腱の動きのサポートを行いやすくなります。

まとめ

今回は【バドミントンでふくらはぎの肉離れ!!サポートするためのテーピング】に関して紹介しました。

肉離れなどで復帰していく時にテーピングを行う事で、痛みの軽減が出来たり再発の予防が出来たりなど、痛めている所のサポートをしてくれます。

またテーピングの貼り方は一つではありません。

今回紹介した貼り方以外にもしっかりと補助が出来るテーピング方法などは沢山あります。

今の状態や怪我の程度に合わせたテーピングの方法を選択する事が大切になってきます。

当院で行っているテーピングの方法はX(旧Twitter)やInstagramやYouTubeなどSNSで他のテーピングの方法などを紹介していますので是非見てみてくださいね。

テーピングの貼り方や怪我に関しての疑問や質問など、気になる事は何でも気軽にお問合せください。

杏鍼灸整骨院の妹川でした。

投稿者プロフィール

妹川 和志
妹川 和志柔道整復師
柔道整復師

福岡柔道整復専門学校(現 福岡医療専門学校)卒業

陸上競技、サッカー、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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