ハムストリング、大内転筋の筋緊張に対する鍼治療

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こんにちは!筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です。 今回ご紹介する記事は『ハムストリング、大内転筋の筋緊張に対する鍼治療』です。 当院はありがたいことにアスリートの方が施術に来院されることも多いです。 その中の鍼治療をご紹介していきます。 ハムストリングと大内転筋はスプリント系では怪我を起こしやすい所です。 この部位辺りで筋肉が張り始めると肉離れに移行していく事が多いと考えています。
目次

内側ハムストリングの痛み

スプリント系などでハムストリングに張りを感じる時黄色の丸で囲った部分に張りを感じる事は多いと思います。 私も中学~高校時代陸上をしていたのでここの部分の張りはよくありました。 疲労の溜まりやすい所ですよね。 ここの部分は内側から大内転筋、半膜様筋、半腱様筋の筋肉があります。 起始部といってこれらの筋肉がはじまっている部分が重なっていて負担がかかりやすい部分といえます。 また構造上大内転筋は伸筋と屈筋の境になっており、さらに細かく分けると筋性部と腱性部に分けられます。 同じ筋肉なのに筋性部は股関節の屈曲、腱性部は股関節の伸展に作用します。 こういった筋肉の走行が隣接していて、筋の作用が違うところは摩擦が起こりやすく筋の『滑走不全』というものが起こりやすいといえます。 ですのでこの上の図での丸く囲った部位は筋肉の張りや滑走不全を起こしやすいのです。

ハムストリングの鍼治療

この位置の鍼はしっかり重点的に鍼を打つことにより血液の流れを促します。 密集したように鍼を打っていますが、しばらくすると真っ赤になるぐらい反応があります。 この反応は組織を回復させるために重要な反応でフレア現象ともいいます。 この反応は血管を広げ、血液の流れをよくする反応です。

まとめ

杏鍼灸整骨院では様々な年代の選手や競技レベルもプロ選手、全国入賞者の選手、地域の小学生のちびっこアスリートまでご来院いただいています。 どのレベルでのアスリートにも共通しているのが「早く競技復帰したい!」という想いだと思います。 私たちは全力でサポートしています。 是非ご気軽にご相談ください。 またテーピングや怪我に関して疑問がある方は気軽にご質問ください。

投稿者プロフィール

陣内由彦
陣内由彦柔道整復師、鍼灸師
院長  柔道整復師  鍼灸師

福岡医健専門学校卒業

株式会社セイリン様、株式会社伊藤超短波などでもセミナー活動をしており精力的に鍼灸をひろめようと活動もしております。

陸上競技、ソフトボール、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
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