ハムストリングスの肉離れ急性期に行うテーピング|リンパファンテープ

  • URLをコピーしました!

こんにちは!!

福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の妹川(いもかわ)です。

今回は【ハムストリングスの肉離れ急性期に行うテーピング|リンパファンテープ】に関して紹介していきたいと思います。

当院では陸上競技をしている選手が多く来院されます。

また陸上競技の大会や各学校の合同合宿などにも帯同をさせて頂く機会が何度かあります。

競技や練習中に怪我をする事は多々あるのですが、その中でも肉離れは多い怪我の一つです。

特に陸上競技の短距離種目の場合はハムストリングスの肉離れを起こす事が多いです。

そこで怪我を起こしてすぐの急性期に貼っていくテーピングが今回紹介している方法になります。

今回のテーピング方法は急性期に対して患部を固定して安静にするものではなく、固定を行う前の下地に貼ってほしいテープになります。

別にしっかりと固定を行っていきましょう。

まずは肉離れに関してとリンパファンテープに関して少し知ってもらいたいと思っています。

なので『テーピングの方法を早く知りたい』という方はこちらのYouTubeから確認してみてください。

下方には細かく説明していますので合わせて参考にしてください。

目次

肉離れはどうやって起きるの??

まずは肉離れに関して少し知っていきましょう。

ハムストリングスに限らずどこの怪我でも肉離れが起きるタイミングはほとんど一緒です。

運動中などで肉離れが起きやすいのは❝遠心性収縮(伸張性収縮:エキセントリック)❞の時です。

《遠心性収縮とは》
筋肉の力を発揮しながら筋の伸張をしていく筋収縮の事をいう

少し分かりにくいと思うのでもう少し噛み砕いて話していきましょう。

筋肉は基本的に力を入れると収縮するので、筋肉の端同士(起始・停止)は近付いていきます(求心性収縮)。

遠心性収縮の場合は、筋肉に力は入っているのに筋肉の端同士が近付かずに離れていく状態です。

この時に筋肉の収縮しようとする力と端同士が離れようとする力は互いに反対方向に働いているので、この力に耐えられなくなった時に『パチンッ!!!』と筋肉が切れてしまいます。

これが遠心性収縮によって起きる肉離れです。

実際に身体を動かしていく上では求心性収縮と遠心性収縮は様々な場面で起きていて、これらがお互いにバランスよく起きる事で身体を動かしていく事が出来ます。

なので遠心性収縮は基本的に身体を動かしている時には至る所で起きていて、スポーツ中の方が負荷の大きさが増えるために肉離れの起きる可能性は高くなりますが、生活の中でも様々な場面で起きる可能性は十分にあります。

下地にテーピングを貼る理由|リンパファンテープとは??

今回紹介しているテーピングの方法は急性期に最初に貼ってほしい方法になります。

急性の怪我の場合には(P)RICEPOLICEの考えに沿って適度な固定や保護を行っていく事が重要になってきます。

これは急性の怪我に対して最初の処置がとても重要なので、これが出来ているかどうかで予後がスムーズに進める事が出来るかどうかというのが変わってきます。

では今回のリンパファンテープは何かというと、適度な固定や保護を行う前に行ってほしいテーピングです。

これを行っているかどうかでも予後は変わりやすいと考えています。

ではリンパファンテープとは何でしょうか??

《リンパファンテープとは》
リンパファンテープは❝エデマテープ❞ともいってエデマとは浮腫やむくみの事をいう
患部に対して熊手状のテープを貼る事で皮膚を若干浮かせる事を目的としている
それによりリンパや血液の循環の改善が期待できる

急性の怪我をした場合、患部の腫脹や皮下出血が多く確認できます。

ここに対してリンパファンテープを貼る事で循環の改善が期待できるので、これらの減少が起きやすくなります。

急性の怪我をした場合は炎症性の腫脹や皮下出血が直後から起きてきます。

これらは早期に改善していく事が大切になってきます。

炎症性の腫脹が長く続くと炎症が長期に渡るために痛みが引きにくくなる事と、患部の修復のために集まってきた組織が腫脹により希釈してしまいます。

また皮下出血は周りの損傷を起こしていない組織に浸潤していくので、この改善が遅くなると皮下出血により正常な組織まで悪くなっていく(二次損傷)可能性が高くなってしまいます。

これらを起こさないためにも腫脹や皮下出血は早期に改善させていく事が大切になってきます。

そこで行っていくのが❝リンパファンテープです。

外からは適度な固定や保護を行って患部の動きを制限して、中では皮膚に直接リンパファンテープを貼る事で皮膚から皮膚下の改善を行っていきます。

このようにリンパファンテープは急性期に内部の改善を起こしやすくするための下地で皮膚の保護を行っていると考えています。

テーピングの形に少し違いがありますが、リンパファンテープに関してはこちらにも紹介していますので参考にしてみてください。

テーピングの貼り方|リンパファンテープ

長々と説明しましたが、リンパファンテープの方法に関して紹介していきます。

今回使用しているテープはキネシオテープを使用します。

その中でも種類は色々ありますし物によって差はありますが、基本的に薬局などで簡単に手に入るもので大丈夫です。

実際に使用したのは〘キネシオロジーテープPRO Air:トワテック社〙を使用しています。

created by Rinker
トワテック
¥2,650 (2025/08/31 00:07:18時点 Amazon調べ-詳細)

このテープは非常に軽く薄いのが特徴で、それに加えて伸縮性があるので貼っている感覚が非常に少ないテープです。

今回のテープは固定や補助が目的ではなく皮膚に負担を少なく貼りたいので、このような時には最適です。

同じキネシオテープでもテープによって特徴が違うので気になる方は是非検索してみてください。

《用意するテープ》

準備してほしいテープはキネシオテープ(5㎝幅)です。

これを約15㎝にカットして3本用意していください。

両端には切り込みは入れずに、真ん中に10㎝程均等に4つに分けておきます。

3本とも同様にしておきましょう。

《1本目を貼り始める》

患部を通るようにテープを貼っていきます。

この時にテープはかなり弱くしか引っ張っていないので伸ばし過ぎないように注意しましょう。

そして患部がテープの真ん中に来るようにしましょう。

4等分に切り込みを入れた細いテープを外側から1本ずつ開いていきます。

等間隔で広げていくと、開いた真ん中に患部がある状態になっているとベストです。

《2本目・3本目を貼っていく》

2本目と3本目も同様に貼っていきます。

1本目から約45°程傾けて貼り始めていきます。

3本とも貼り終わると真ん中にテープを貼っていない部分の丸い所が出来ると思います。

この丸い所に患部がくるように出来ていると上手く出来ています。

注意点としては、1・2・3本目全て引っ張り過ぎないようにしましょう。

リンパファンテープは皮膚を持ち上げる事を目的としているので、弱く引っ張って皮膚表面にテンションがかかるようにしていきましょう。

テープの貼り方で一連の流れはYouTubeにアップしていますので参考に一緒にみてみてください。

まとめ

今回は【ハムストリングスの肉離れ急性期に行うテーピング|リンパファンテープ】に関して紹介しました。

今回は肉離れに対してリンパファンテープを貼っていますが、急性期で腫れのある時にはどこの怪我でも基本的には効果を発揮します。

まずは腫脹と皮下出血を改善させていく事が大切なので是非貼ってみてください。

ハムストリングスの急性期のテーピング方法や他のテーピング方法をYouTubeInstagramなど各種SNSにアップしていますので気になる方は見てみてくださいね。

またテーピング方法や怪我に関して分からない事や質問など何でも気軽にお問い合わせください。

杏鍼灸整骨院の妹川でした。

投稿者プロフィール

妹川 和志
妹川 和志柔道整復師
柔道整復師

福岡柔道整復専門学校(現 福岡医療専門学校)卒業

陸上競技、サッカー、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次