スポーツ外傷・障害

スポーツ外傷・スポーツ障害とは、 一言でいうと「スポーツに関係して起こる運動器のトラブル」のことです。トラブルがどのよう.に起きたかにより、外傷と障害で分類されます。

 

スポーツ外傷・障害の違い

まずスポーツ外傷と障害の違いを分かりやすくご説明します。

大きな違いは、一度の外力で怪我をしたか、繰り返しの外力で怪我をしたかになります。

 

 

スポーツ外傷

スポーツ外傷は一度の外力(=衝撃)で怪我したものになります。

代表的なものでいえば、骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉離れなどになります。

 

骨折

※鎖骨骨折です。

 

ぶつかったり、転倒したりすることの強力な外力により骨が折れることです。

整骨院では骨折の施術は応急手当は受診はできます。続けて施術を受ける場合は医師の同意が必要になります。

 

杏鍼灸整骨院では応急手当後、提携整形外科様に受診していただき当院で早期回復を目指すという形になります。

 

当院では骨折用の超音波(LIPUS)を常備しております。

伊藤超短波HPより

 

是非ご相談ください。

 

脱臼

脱臼は一度の外力により、関節包を破り関節の位置関係が破たんした状態です。

肩が外れたり、抜けたという表現をされるものです。

脱臼は

  • 外傷性の脱臼
  • 反復性の脱臼

というものがあります。外傷性脱臼は一度の外力により起こる脱臼で反復性脱臼は肩関節に代表される一度脱臼すると外れやすくなる状態です。

 

脱臼もしっかりとした応急手当てがとても重要です。

整骨院の施術は応急手当は受診はできます。続けて施術を受ける場合は医師の同意が必要になります。

 

杏鍼灸整骨院では応急手当後、提携整形外科様に受診していただき当院で早期回復を目指すという形になります。

 

捻挫

捻挫も外力により関節の正常な可動範囲を超えて、靭帯や軟部組織を損傷している状態です。代表的なのは足首の捻挫、突き指などですが、膝関節、肘関節、手首も捻挫をします。

重症の捻挫には骨折が隠れていることもありますので注意が必要です。

 

捻挫は単純に放っておくと治ると思っている方が多いと思いますが、早く治すためにはしっかりとした処置が大切です。

当院では、ハイボルテージ、マイクロカレント(微弱電流)、超音波などのコンビネーション治療、テーピング、鍼灸治療などで施術していきます。

 

打撲

打撲も放っている方は非常に多いですが早くなすためにはちゃんとした処置が重要になります。

重症の打撲になると瘢痕組織といって硬い組織になって治るまで非常に時間がかかることもあります。

太ももの打撲は「ももかつ」、「ももかん」、「チャーリーホース」ともいわれ早く治すのはしっかりとした施術が大事です。

当院では、ハイボルテージ、マイクロカレント(微弱電流)、超音波などのコンビネーション治療、テーピング、鍼灸治療などで施術していきます。テーピングなどの処置をすることも非常に重要ですよ。

 

肉離れ

肉離れは陸上競技やダッシュをするスポーツに多く起こります。

ハムストリング(太ももの裏)、大腿四頭筋、ふくらはぎに多発します。

スポーツ現場では復帰の時期を間違えたり、治療が上手くいっていないと再発を繰り返してしまいます。

 

当院では当院では、ハイボルテージ、マイクロカレント(微弱電流)、超音波などのコンビネーション治療、テーピング、鍼灸治療などで施術していきます。

復帰するまで運動療法なども行っていきます。

 

スポーツ障害

スポーツ障害はスポーツ外傷に比べて、繰り返しの運動負荷が外力となり組織を損傷していくものになります。

代表的なものをご紹介していきます。

 

疲労骨折

 

疲労骨折はランニング、ジャンプなどの繰り返し動作により骨に負担がかかり骨折をしてる状態です。

主な原因はオーバーユース(使いすぎ)になります。しかし、同じ練習をしているチームメイトなどはしていない場合もあります。

その場合単純に使いすぎだけではなく、身体の使い方、筋力、柔軟性など様々な要因が原因となります。

是非専門家にご相談ください。

なりやすい部位としては、脛骨内内側(シンスプリントの悪化)、足の甲(中足骨の疲労骨折)がほとんどになりますが、大腿骨、腓骨、踵骨などの体重のかかる骨に起こりえます。

少ないですが野球とかのスポーツでは、肋骨の疲労骨折なども起こります。

 

シンスプリント

シンスプリントは脛骨の内側に起こる痛みと腫れが特徴のスポーツ障害です。悪化すると上記でご紹介した疲労骨折にもなります。

 

ダッシュをするスポーツや長距離のランナーなどにもよく起こるスポーツ障害です。

 

オスグッド・シュラッター病

成長期に多い膝の前側の痛みのスポーツ障害です。男の子に多いですが、最近では運動負荷の多い女の子でも多くみられます。

大腿部の筋肉が硬くなっている事や足首の固い事でオスグッドになっていることも多いです。

早めの治療で痛みの治まり方が変わります。

 

その他

杏鍼灸整骨院ではそのほかにも次のようなスポーツ障害でのご来院があります。

  • タナ障害
  • 半月板損傷
  • 踵骨炎
  • セーバー病
  • アキレス腱炎
  • 有痛性外脛骨障害
  • 有痛性三角骨障害
  • グローイングペインシンドローム
  • 野球肘(内側上顆炎)
  • テニス肘(外側上顆炎)
  • SLAP損傷(関節唇損傷)

などあげれば非常に多いですが、当院ではたくさんの方がお見えになられています。

 

ご気軽にご相談ください。