超簡単!!足の突き指をサポートするバディテーピング

  • URLをコピーしました!

こんにちは!!

福岡県筑紫野市二日市にある杏鍼灸整骨院の妹川(いもかわ)です。

今回は【超簡単!!足の突き指をサポートするバディテーピング】に関して紹介します。

足趾の突き指って結構多いですよね。

『テーブルや椅子の脚に小趾をぶつけた!!』
『段差に躓いた!!』

など経験があるのではないでしょうか??

すぐに痛みがなくなればいいですが、怪我をした後も痛みが続いている事もあると思います。

そのような時にテーピングでサポートをすると、患部の保護をする事が出来ますし痛みも軽減しやすくなります。

そこで今回は突き指の注意点とテーピングの巻き方に関して紹介していきます。

『先にテーピングの巻き方を教えてくれよ』って方はYouTubeにアップしてますので見てみてください。

目次

簡単に考えると危険!!足の突き指の注意点

足の突き指を起こす事は結構多いと思います。

足の突き指とは簡単にいうと《足趾の捻挫》です。

痛めた瞬間は痛くてもすぐに痛みが引いてくる時は軽い打撲もしくは損傷がほとんど無い捻挫だったと考えていいと思います。

しかし、そうではない時も結構多いですよね。

『歩いたら痛い』
『押さえたら痛い』
『腫れてきた』
『内出血がある』
『ズキズキ疼く』

などの感じがあると突き指の捻挫による靭帯損傷などの可能性もあれば、その他の怪我も一緒に起こしている場合も考えられます。

そうなると『ただの足の突き指だ』と考えてしまうのはとても危険です。

そこで一緒に起きる可能性がある怪我に関して少し知っていきましょう。

打撲による内出血

打撲をした場合には目には見えない所で損傷をしている場合があります。

この場合は損傷部位を直接押さえると痛みがありますが、関節を動かしたりしてもほとんど痛みを感じない事が多く、時間の経過と一緒にうっすらと出血の跡が見えてきます。

出血の跡とは紫色の打撲の跡のような感じが出てきます。

捻挫による靭帯損傷

先ほども❝足の突き指は簡単にいうと足趾の捻挫です❞といいましたが、少なくとも捻挫による靭帯損傷があると痛みや腫れなどがなかなか引きにくくなってきます。

捻挫といっても程度はそれぞれですが強く靭帯損傷を起こしていると、関節の不安定感を残したり関節周りの組織(靭帯や関節包など)が肥厚して関節が太くなったような感じになったりします。

靭帯損傷の程度にもよりますが、内出血や関節の腫れや損傷後すぐだとズキズキ疼く感じも出やすいく、歩く時も強く痛みが出やすいです。

突き指による骨折

結構多くの方で『小趾をぶつけて骨折した』と聞いた事があるんじゃないのかなと思います。

もちろん痛みも強く出ますし腫れや内出血も結構強く出ている事が多いです。

また『指先に心臓があるみたいにズキズキ疼いていた』という例えをされた患者様もいらっしゃったくらい疼く感じも強く出て、歩く時には足趾を着く事が出来ずに浮かせて歩く事が多いです。

症状は捻挫と間違われやすいので注意が必要です。

突き指による脱臼

頻度は一番少ないですが、起きる可能性はゼロでは無いと思っています。

脱臼の場合も軟部組織(靭帯や関節包など)の損傷が診られて、腫れや疼きも強く出ます。

しかし脱臼の場合は一度外れた後にも勝手に元の位置に戻ってしまう場合があるために捻挫との区別がつかない場合もあります。

もし関節が外れたままで足趾が変な方向を向いた状態の場合は無理に引っ張ったりは絶対にしないという事を心がけてください。

勝手に整復すると、それに伴って骨折したり他の組織を損傷したりする恐れがあります。

『足の突き指だ!!』と簡単に考えているとこれらの事になっていても気付かない可能性があります。

違和感に気付いた時にはある程度の期間が経っていて、治るのが遅くなってしまったり上手く治らなかったりするケースも少なくありません。

そうならないためにも簡単に考えずに痛みがなかなか引かなかったり腫れが出てきた時には、整形外科など専門の機関への受診を勧めます。

バディテーピングの巻き方を説明

バディテーピングの巻き方を説明していきます。

正直に言ってこのテーピングは❝超簡単❞です。

しかし知っておくと病院に行くまでの応急処置としても十分に活躍できるので是非知っておいてください。

使用しているテープはホワイトテープを使用しています。

キネシオテープなどでも代用は出来ますが、サポートや固定力はかなり少なくなります。

◉ホワイトテープ(19㎜)

このテープ一本だけで出来ます。

テープの幅は巻く足趾や体格などにより変更をしてもらっても大丈夫です。

《綿花を挟む》

足趾と足趾の間に綿花を挟んでいきます。

写真では第一趾と第二趾の間で挟んでいますが、どの足趾を怪我していたとしても隣の足趾との間で同様に行ってください。

綿花を挟むと、足趾同士が当たり続ける事でかぶれたりするのを防ぐ事が出来ます。

また挟むのは綿花では無くても、周りに適したものが何も無ければティッシュペーパーなどで代用しても大丈夫です。

《足趾と足趾をまとめる》

足趾と足趾をまとめてテープを巻いていきます。

この時に強く巻きすぎると足趾同士が強く当たるために痛みやあぶれが出やすいので、強く引っ張る事はお勧めできません。

指同士の周りを隙間なく一周するくらいがちょうどいいと思います。

これをする事で隣の足趾がサポートする副子のような役割となります。

《テープの本数を増やす》

最初に巻いたテープとずらしながら巻いていきます。

この時もテープを強く引っ張り過ぎないように気を付けてください。

テープの本数を増やす事でサポートや固定力は高くなります。

捻挫の場合は痛みのある関節までしっかり巻く事で損傷している関節を固定できます。

またホワイトテープは手で切る事が出来ますが、もし強い捻挫や骨折をしている場合には患部を動かしたくないので写真のようにハサミで切った方が患部にかかる負荷を減らす事が出来ます。

《完成例》

第一趾の固定以外にも動画では第五趾のテープも一緒に例として行っています。

基本的な巻き方はどの指を固定する場合でも一緒です。

しかし副子の役割をする隣の足趾は、怪我をしている足趾よりも長いか同じくらいの長さの足趾を選択する事をお勧めします。

その方が固定力は強くなりやすいです。

紹介しているテーピング方法はYouTubeでアップしていますのでチェックしてみてください。

動画で確認するとより理解度が高くなると思います。

まとめ

今回は【超簡単!!足の突き指をサポートするバディテーピング】に関して紹介しました。

足の突き指は簡単に考えないで欲しい怪我でもあります。

ほったらかしていると大きな怪我になっている可能性もあるために、痛みに違和感を感じたらまずは医療機関に受診される事をお勧めします。

そこでテーピングを使用できるような怪我だった場合は、今回のテープは簡単にサポートや固定を行う事が出来ます。

本当に簡単ですので是非試してみてくださいね。

テーピングの巻き方や怪我に関して何か疑問があれば気軽にお問い合わせください。

また今回のテーピングの他にも色々アップしていますのでYouTubeInstagramも確認してみてください。

杏鍼灸整骨院の妹川でした。

投稿者プロフィール

妹川 和志
妹川 和志柔道整復師
柔道整復師

福岡柔道整復専門学校(現 福岡医療専門学校)卒業

陸上競技、サッカー、バレーボール、柔道、剣道など様々なスポーツチームの帯同経験多数
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次